ロードバイク追悼
たまらなく欲しくなっていたロードバイク。
でも、どうせ乗るなら緑色にはこだわりたい。
不思議なことに、
マウンテンバイクやシティサイクルには
けっこう見かける緑色のモデル。
ロードバイクには皆無なのだ。
何軒もショップを回って、
雑誌もチェックし、
カタログもあたってみる。
ないなあ。
ネットで「ロードバイク、緑色」で検索すると
あるにはあるのだけど、
なんか違うんだよなあ。
でも方法がひとつだけあった。
カラーオーダー。
色を指定して組み上げられるモデルがあるのだ。
かなり高くつくけど仕方ない。
予算は10〜15万円で考えていたけど、
オーバーしちゃうけどえーい買っちゃえ。
さらに、アルミのモデルでいいやと思っていたけど、
フロントフォークも緑色にしたければ
カーボンのモデルしかないのだ。
また高くなる。
えーい、買っちゃえ。
ってんで、あとは納車を待つだけ。
待ちましたよ。
６月２０日頃の発注で、1ヶ月位かかりますとのこと。
７月２０日ころから何度かショップを覗く。
電話連絡は来るはずだけど、
作業途中でもいいから早く見たかったから。
８月になっても来ないので
とうとうしびれを切らしてショップで確認する。
するとちょうどメーカーの工場で完成したとの
連絡が入った日だった。
そこからは1週間程度で納車だ。
そして忘れもしない８月７日のこと。
ショップでご対面のバイクは
まさにイメージ通りの色に仕上がっていたのだった。
写真は玄関に置いたとこ。
その日と、次の日は近所をほんの軽く乗っただけ。
8月の10日からはお盆休みなので本格的に足慣らしして
距離も走ろうとワクワク計画する。
その前日、８月９日、仕事から帰って、まだ明るいので、
ちょっと大高緑地まで走ろうと漕ぎ始めた。
そして、家を出て数百m。
悲しい事故は起こってしまったのだった。
事故のことは肉体再生日記に詳しく書いたので
ここにはくり返し書かない。
待ちに待ってようやく手に入れて
たった三日目。
ほんの数百mの走行距離。
それだけでお別れすることになってしまった愛車。
合掌
さて、事故翌日、全く同じ仕様のモデルを再発注する。
また納車までは待ちの日々だ。
待ちますよ。
そして、今度は乗って乗って、
そしてまたこのコーナーに登場させるのだ。