分数

単位分数列について


真分数と仮分数とを合わせた分数の集まり

 分子が分母より小さい分数を真分数と言います。そうして、分子が分母に等しいか、大きい分数を仮分数と言います。
 分子が1の分数を単位分数と言います。ここでは真分数と仮分数を合わせた分数の集まりを単位分数列と言うことにします。

 1/2が単位分数の集まりを1/2単位分数列と言います。1/3が単位分数の集まりを1/3単位分数列と言います。

1/2単位分数列は0、±(1/2)、±(2/2)、±(3/2)、±(4/2)、±(5/2)、・・・

1/3単位分数列は0、±(1/3)、±(2/3)、±(3/3)、±(4/3)、±(5/3)、・・・

1/4単位分数列は0、±(1/4)、±(2/4)、±(3/4)、±(4/4)、±(5/4)、・・・

1/5単位分数列は0、±(1/5)、±(2/5)、±(3/5)、±(4/5)、±(5/5)、・・・

1/6単位分数列は0、±(1/6)、±(2/6)、±(3/6)、±(4/6)、±(5/6)、・・・

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これらの単位分数列は整数の1/1単位分数列と同じつくりであることが分かります。

1/1単位分数列は0、±(1/1)、±(2/1)、±(3/1)、±(4/1)、±(5/1)、・・・です。
   
分数のたし算と引き算の計算をするとき分母の値を等しくしたのは、二つの分数を同じ単位分数列の分数にして、たし算引き算ができるようにしたのであります。     


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