正の数と負の数の掛け算と割り算
正の数かける負の数
絶対値については小学校で覚えたままで変わりはありません。
ここでは、符号について考えます。
前の頁までで(正の数)×(正の数)=(正の数)と
(負の数)×(正の数)=(負の数)を覚えました。
このページでは(正の数)×(負の数)の積の符号について考えましょう。
負の数を掛けるなどということは常識では考えられません。
しかし、数の世界ではそれが可能なのです。手掛かりはもちろん数の並び方にあります。
今までに分かった計算式を並べて見ます。
-4×4 -3×4 -2×4 -1×4 0×4 1×4 2×4 3×4 4×4
-4×3 -3×3 -2×3 -1×3 0×3 1×3 2×3 3×3 4×3
-4×2 -3×2 -2×2 -1×2 0×2 1×2 2×2 3×2 4×2
-4×1 -3×1 -2×1 -1×1 0×1 1×1 2×1 3×1 4×1
-4×0 -3×0 -2×0 -1×0 0×0 1×0 2×0 3×0 4×0
この式の列は常識の世界ですここから出ると常識の世界から出られます。
どんな式の列になるか考えてみましょう。
ヒント 上へ広げても左や右に広げても常識の世界から出ることはできません。
[ここをクリック]して-4から4までの範囲内で常識から出た式の列を見ましょう。