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酋長とお酒の関係は…


酋

「酋長」というと,たいていの人はアメリカンインディアンを思い起こ
しますよね?
ところが,「酋」と言う文字を漢和辞典で調べてみると,第一義にな
んと『古い酒』『よく熟した酒』第二義に『熟する』と続き,第五義に
ようやく『おさ』『かしら』が現れ,第六義は『酒の醸造を司る官』と
なっています。
甲骨文や篆文(上図)を見るまでもなく,「酉」が使われている文字な
ので,お酒に関係しているんだろうな?とはお考えでしたよね。
昔は酒作りの親方を「大酋」と呼んでいたようです。これが転じて一
族をまとめる長(おさ)を酋長と言うようになったのです。
因みに,甲骨文字は「フタつきの酒壺から酒の香気が発散するさま」
を表しています。


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