Soul Enbody Prayers
西暦二千年を幾ばくか過ぎた頃、地球に初めて「地球外生命体」が降り立った

ファーストコンタクトを取った者はこう言ったと云う
「シルエットはヒトとよく似ているが、まるで生物の次元が違う」と

それは外見的な問題よりも、むしろ彼らの特殊能力について述べられた言葉であった

ヒトには及び得ない能力、それは
──他人の記憶を吸い、己の姿を変化させることができる──
擬態《メタモルフォーゼ》と呼ばれるもの

人々は恐怖した
地球上に、明らかに人類よりも優れた種族が降り立ってしまったのだから


そして
ヒトは自身を正当化する言い訳をいくつも重ねて・・・彼らを討った

それが
一つの大きな罪

STORY
  1. [託された鍵]──(初校2005.02.28)(改訂03.10) (改訂03.21)
  2. [災厄の日]──(初校2005.03.11)(改訂03.12) (改訂03.21)

presented by 梧臨海

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