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活動指針



トップページの記載事項を実現するために
日本操健法協会では、
己の健康について見つめ直し、操体法をもって
日々の健康な生活を目指して行きます。

◎健康

皆さん今何が一番幸せですか…宝ですか!
人世における最大の幸せ・最良の宝は何をおいても、先ず健康であるように思います。
健康長寿は貴賊貧富を超越する人世最大の歓喜であり、無限の資本なのです。
我々人類が、物質文明を創り、近代医学は素晴しく進歩したと言われてるいるにも拘らず病人は減るどころか増える一方です。何故でしょう?
人の健康は、呼吸・飲食・精神活動・身体運動の個々の行動と環境から成り立っています。
言い換えれば、毎日の自分の生活姿勢が自分の体を創っているということです。
ややもすると、内臓が悪いから体調が悪いと考えてしまいそうですが、実は、毎日の生活習慣が悪いから歪体を造り、体の機能が低下しいろんな症状が出現するのです。
体は生活習慣の履歴書なのです。

◎操体法

操体法とは耳慣れない言葉ですが、動物は本来自分で硬くなった筋肉を解す方法【原始感覚】を身につけています。
例えば、犬や猫等が起きたら必ず、心地よく伸びをしていますね。
また、我々も退屈したり、同じ姿勢でいると、つい背伸びしてしまいます。
これが動物に備わった原始感覚なのです。
この感覚は、心地よさ満たす行為なのです。
この動きを応用して創始されたのが、【操体法】なのです。

操体法は、仙台にある温古堂の 故 橋本敬三先生によって創始された療法です。
橋本先生は「息」「食」「動」「想」の4つを誰も肩代わりしてくれない【人間としての最低生活行為】とおっしゃっています。
「息」が乱れると、他の3つも段々とバランスは崩れていきます。
厳格な「食」を行っていても、間違った体の使い方をしていたり、心の中で悲観的な発想をしていたら、やはり身体は歪んでいきます。
要するに、健康な身体の保持とは【自己責任】のもとにおいてのみ実現できるということです。
これを健康に生きるための基本原則とし同時相関相補性と言います。

@ 息 = 腹式呼吸を基調とした呼吸
A 食 = 部分食より全体食(バランス良く)
B 動 = 気持の良い動き
C 想 = 物事を素直に受け止める

この4つを実践した生活していれば、人間の体に設計ミスはないのだから、一生健康で暮らしていけるように創られているのだと、橋本敬三先生はおっしゃってます。