三国鼎立

呉の孫権は魏、蜀が争っている間隙を見計らい
遂に皇帝に即位した。遂に三国時代が訪れたのである。
即位式での事。


張昭 陸遜 諸葛瑾 皇帝陛下。万歳!
朱然 朱恒 全棕

孫権 魯粛は昔、私がこうなると予測したが、
先の見える人物だったといえよう。
そして、周瑜。
彼がおらねば今の私は無いのだ。

張昭 陸遜 諸葛瑾 ヤンヤ。ヤンヤ。 朱然 朱恒 全棕

孫権 張公の言葉に従っていたらとんでもないことに成っておったワイ。

赤壁の戦いでは、張昭は降伏を主張していたのだった。

張昭 ドォ!!!!(汗)

孫権の皇帝即位をの知らせを受けた蜀は、
当然のことながら反対意見が沸き起こった。

蒋宛 皇帝即位などとんでもない。
そんなことを認めれば
魏を攻める我らの大義名分が成り立たなくなってしまう。

諸葛亮 仕方の無いことだ。
漢を簒奪したのは魏であって呉ではない。
したがって当面の敵は魏である。
呉との共同戦線を張ってこそ
我らは魏と渡り合うことができるのである。

諸葛亮は呉へ使者を出し、皇帝即位を嘉した。

孫権 流石は諸葛亮。世の情勢が分かっておるわい。
ともに魏を攻め、かの地を割譲しようぞ。
次へ