2003年12月12日

羽織紐を作ってみました


ネックレスを利用して羽織紐を作りました
片側にネックレスの金具を、もう片方にはビーズ細工用のピアスの金具を使いました
ピアスの金具はペンチで少し狭めて、先も丸めてあります
あるもので簡単に仕上げたので、左右の金具の色が違っています
もし皆さんが作るのなら、合う色で揃えてくださいね〜
2003年11月7日

帯の前結び


昨年の今頃、私は40肩になっておりました
今はほとんど治りましたが、その頃は手が後ろに回らなくて着物を着るのにとても不自由
をしました
帯だけでなく、着物の背中のしわを取ったり、紐を後で受け取るといったことがとても困難
でした
それで帯を前で結ぶことを考えました
(前結びを特徴としている有名な(?)着付けの先生もいらっしゃるので、私の発明と
いうわけではありませんが)


 1 手先を左前から右肩に乗せて、背中側にたらします
 2 帯を巻いて、帯揚げをかけた帯枕を当てて前でお太鼓を作ります
   帯枕の紐を背中で結ぶことになりますが、そのとき、胴に巻いた帯の上で結びます
 3 お太鼓を仮紐で作り、この紐も背中で、帯の上で結びます
 4 手先もお太鼓の中に通します
   つまり、帯締めを締めるまでをおなか側で作ります
 5 そのあと、帯を右回りにまわします
    背中で結んだ2本の紐を帯に乗せたまま回す訳です
 6 帯枕をもう一度高く背負い直します
 7 帯板を入れます
 8 着物を整え、帯締めを締めて、仮紐をはずします

と、こんなかんじです
自分の目で見ながらお太鼓の形が作れますし、角出しや、振袖などのときの変わり結びも
できます
私は肩が直った今でも、角出しを結ぶときは前結びです
滑りやすい伊達締め(正絹の博多伊達締めでいいです)を使ってください
2003年11月26日

帯結びの道具


文房具やさんや、100円SHOPで売っているこのクリップ、ご存知ですよね
ちょっと短めの帯を結びたいとき、これが活躍するんです
簡単に説明すると結ぶ前にお太鼓を先に形を作っておくのですが、そのときに使います
どこかのサイトで見たんですが・・・見つかりません
見つかったら、お許しをいただいてから紹介したいと思います

あと、私は角出しの手を固定するときや、お太鼓結びのとき、立ち上がりが少ないときに
小さいほうのクリップを使います
角出しの手はお太鼓と違い帯締めで固定できませんので左右に動いてしまいます
それを防ぐため、真ん中あたりをお太鼓の中の、どこか留められるとこに留めちゃうのです
お太鼓の立ち上がりが少ないとたれがするっと落ちてしまう心配があるので、これもクリップ
で留めておきます
  

大事な帯だと傷がつくかも・・ですが、普段着なら
まぁよいか、ということで・・・

着付け教室なんかでは決して公表できませんが、
着物を着る方はけっこう、見えないとこは自分なりに
工夫されている方が多いと思います

また、どんどん工夫していいと思います
2003年12月5日

帯結びの道具2

ボタンにゴムを通してあります
これは着付け教室の先生に教えていただいたのですが、
変わり結びのとき、帯にひだをとるのに使います
美容院などで振袖の着付けをしてもらうと、よく輪ゴムで
これをしていますが、袋帯などに輪ゴムを通すのは
大変です
このゴムなら、根元にくるくると巻いてボタンに引っ掛ければ
よいので使いやすいです
半幅帯のときでも使えます












                              こんなふうに使います
2003年12月19日

防寒対策


年末〜お正月、着物でお出かけを計画されている方も多いと思います
冬の着物は、衣紋、袖口、振りから吹き込む風がけっこう寒いです
それと、意外に忘れがちなのがつま先です
ここ、足袋1枚ですので長時間屋外にいるような状況ですと、かなりつらくなります
雨草履と同じつくりでカバーが透明でない防寒草履というのがありますので、
これだと少しはしのげるかもしれません
いや、透明カバーの雨草履や雨下駄もあればこの際活用したほうが・・・

そういったものをお持ちでない方は、足袋の下に何かはいてください
ショートストッキングでもいいし、膝までのストッキングならなお暖かい
5本指でなくても、親指と人差し指の間に押し込んで足袋の形にしちゃえばよいのです
(これ、私は結婚式のときやりました)
あ、ストッキングは肌色にしてくださいね

肌着も、厳寒期はいつもの着物スリップはやめにしてキルトタイプの半袖シャツに
5部丈の和装ショーツになります
太ももあたりも、私はとても冷えますので

マフラーに手袋も必需品です
2003年12月25日

帯留めの効用


初めて帯留めを買いました
まだまだ勉強不足で、どんな風に合わせたらよいかもわからないのですが、
帯締めがちょっと派手かなぁというときに地味めの帯留めをのせると
全体が落ち着くかなという気がします


                              あと、帯留めを使うときは結び目を
                              後ろに回しますので、少々ふくよかに
                              なってしまって短くなった帯締めや、
                              アンティークの短めサイズの帯締めも
                              また使うことができます
2004年1月9日

古典柄がかわいい


着物を着始めた頃は、洋服の延長でシンプル・地味なものにばかり目が行きました
黒、グレー、カーキなどの、ほとんど無地に近い織柄の、ウールや紬などを好んで買い集め
ました
今でもその路線は大好きですが、最近はいわゆる、古典柄もいいなあと思うようになりました

前は、そういう柄行の帯などを締めている人を見ると、着物は親から子へ引き継いで、
長く使えるものと知ってはいながら、
「どうしてあんな古臭いのをするんだろう」 「今はもっと粋で、すっきりしたものがあるのに」
なんて思ったりしました (なんて失礼な私! すみません)

でも、実際に着物を着たり着物雑誌をいろいろ見たり、流行のアンティーク着物を見たりして
いるうちに昔からある柄や、訪問着などに使われる「晴れ着」の色合いなども好きになって
きました
雪輪や、鏡裏紋様、正倉院紋様など、やっぱり長く伝わっているものにはそれなりの理由が
あるのでしょうね
それに、硬い着物一辺倒だったのが、柔らか物も着たくなってきました

「古典柄」はこれからでも挑戦できますが、色は手遅れでした
若いときにもっと着ておけばよかった!
(こういう話、よく聞きますよね〜)

若い方、きれいな色をいっぱい着てくださいね 特に振袖はやっぱり派手目、きれい目がいい
と思います
お母様と選びに行ってけんかになるケースがあるかと思いますが、お母様は経験上先が読め
るので(?)ピンクを勧めるのだと思います
地味目、渋めの着物は普段着(紬、小紋など)でいくらでも着れますから

2004年1月14日

付け帯が出来ました


















お正月休み?中に付け帯を作りました
表は、ちょっと短くて、厚ぼったくて出番が少なかった帯を使いました
私はこの帯を見るとなんか、桃山時代っていう感じがします
去年、ひな祭りの頃に締めたっけ・・・

裏側は、例の地味すぎの羽織です
付け帯にしたので、どこも継がずに作れました
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