2004年1月27日

着付けについて


NHKのおしゃれ工房や、着物のいろんなサイトをみると、勉強になることが多いです
いろんな情報の中から自分でも出来そうなこと、便利そうなことは取り入れていきたい
ものです

おしゃれ工房で市田ひろみさんが紹介していた、補正のタオルを長襦袢の上に
巻く方法、これはけっこういいです
普通補正は下着の上にするんですが、長襦袢の上にすれば伊達締めが省略できますし、
タオル地は滑らないので襟元がはだけるのを防いでくれて一石二鳥です
ただ、長襦袢が汗を吸うことになるので、洗える素材でないとちょっと気になるかもしれません

あと、私は着物に締める伊達締めをクリップつきのものに替えました

これで胴回りを締め付ける紐類が2本少なくなりました
それでも着崩れはしないようです
着る時間も短縮でき、おなか周りもだいぶ楽になりました

でも、私が一番苦しいと感じるのは帯枕のひもなんですよね〜
どうしても胃の辺りにおさまってしまうし、これはゆるく締めるわけにはいかんし・・・
着付けの先生は、「うーんと下に押し込めば苦しくないからね」と教えてくれましたが・・・
どうしても今以上には下げれないと思うんだけど、もっと押し込むべきなんだろうか

2004年2月10日

黒の半衿
                              最近、黒の半衿に凝っています
                              もろ キル・ビルですよね〜
                              映画は見てないのですが、TVで
                              流れてたショットだけですごい印象
                              強かったですものね
                                                       
                              この半衿は羽織を解いたもので
                              作りましたが、黒がこっくりと深い色なのが
                              とても気に入っています
                    
2004年2月27日

鼻緒を作ってみました
                              
 きものであそぼ2を参考に鼻緒を作りました
 ネットですげ方も調べて、自分ですげてみました
 出来上がりはなかなか気に入りました
 
 早速履いて出かけました 
 下駄ってとっても軽いんですね!

 でも自分ですげてあるので、いまいち信用が
 出来なくって、もし途中で鼻緒が抜けてしまったらどーしよー
 そんなことになっても、時代劇のように粋なオニイサンがいて、
 「娘さん(!?) ちょっとお待ちなせぇ」 といって、手ぬぐいを ピリッと裂いてささっと直して
 くれるなんてことはありえないし〜

 などとお馬鹿な心配をしておりましたが、無用なことでした

2004年3月13日

こどもの式に出席するとき

     
     


時節柄、おこさまの卒業・入学式に着物を着て出席しようかと考えていらっしゃるかたも多いと
思います
こどもの晴れ舞台ではありますが、それに便乗して自分も晴れ着を着ることが出来るのも
きもの好きとしてうれしい機会です
色無地・訪問着・付け下げが一般的だと思いますが、私、敢えて、小紋でのコーディネートを
考えてみました


こどもの式にほとんどの保護者が着物で出席されていた頃だったら、羽織無しで
小紋など着ようものなら、「何、あの人、あんな普段着で」と陰口をたたかれたことでしょうが、
スーツ姿が圧倒的な昨今の式では、たとえ控えめな色無地でさえ目立ってしまうと
私はいつも思います

それで、自分の持っている「小紋」で、式にも着れそうなものを並べてみました
自分が「訪問着」を持っていないということもありますし、
そういう晴れやかな着物が苦手だという自意識もあるのは否めないのですが・・・
 一保護者としての出席ならこの程度の小紋でもいけると思いませんか?

ただし帯はくだけすぎない、セミフォーマル程度を選ばないといけないと気をつけています

(着物の先生に見ていただきましたら、左は若いかた向き、真ん中は式にはちょっとくだけす
ぎ、右はOKだろうということでした) 
   

2004年4月2日

年をとったら着物がいい


若い頃から着物は好きでしたが、本格的に?着るようになったのは3年ほど前からです
年齢的に中年の域に差し掛かって、しっかりお肉もつき始めて
なんとなく、お洒落したいときに着る洋服がなくなってきたんですね

袖など、ほっそりしたラインが主流になってきて同じサイズを着てもきつくなってきたし、
若いコと同じ流行を追うのも無理になってきて、かといって「ミセス向き」というのも
好きじゃない
私くらいの年代だと、ほんとに努力してスリムなカラダやつややかなオハダを保っている
かたじゃないと、若々しい洋服を素敵に着こなすのは難しそうです

ダイエットなどとても出来ない、自分に甘いワタシはそんなときに着物に目覚めたのでした
もちろん着物でも、スタイルのいいかたが着たほうが素敵なんですが、
こんな私でも、着物を着ると洋服よりは断然素敵に(?)見える(はず?)
それに、骨董市で仕入れた たとえ500円のウールの着物でも
1000円のユニクロより上等に見えませんか?

年をとってからの、ここぞというときのおしゃれは着物がいいです!

母にもそう勧めていますけど、でも母は「そうだね〜」と言いながらいまだに着ようとしません
着物は好きなんですが、ずっと着ていないので年をとってからあらためて始めるのは
ちょっとしんどいみたいです
そうならないよう、私は着続けて行きたいです

2004年4月15日

襦袢について


そろそろ暖かく?暑く?なってきたので、襦袢を薄手のものに変えたいですね
私は気温に合わせて3種の襦袢を持っています
それぞれに2つの袖丈のものがありますので、6枚 それに礼装用をあわせると
計7枚の襦袢を持っています

たいして着もしないのに、7枚もたまってしまった〜
でも、これ、全部買ったわけじゃなくて、あちこちからパーツをとってきて作ったものもあります

ひとつめ、冬用は、無双袖になっていたポリのもの
これは、昔々デパートで誂えた物ですが、ありふれたピンクですので
袖だけ別のきものから取り付けたので、今は単の袖です

ふたつめ、この時期に活躍するのは、肌着と長襦袢を一緒にしたようなものです
「うそつき」って呼ばれているのに当たるのかな? ちょっとはっきりしませんが・・
この襦袢は、ニッセンのカタログで「業務用」とあった、レース付の筒袖なんだけど
半衿がついている=衿は長襦袢仕立てのワンピース型の綿の和装肌着に
袖と裾除けをを取り付けました
体に直接当たるところは綿なので、1枚で肌襦袢と長襦袢の役目を果たします
暑がりの私は1枚でも減らしたいのです

みっつめ、盛夏に着る襦袢はふたつめと殆ど同じで絽の袖、綿麻の袖です
これにはちょっと不具合がありまして、また後日書きたいと思います
2004年4月20日

洋服的な着物


私はおでかけのときに着物を着ることが多いのですが、同行者が洋服のときは
(その方が多いですが)ウールの着物を着ることが多いです
ちょっと気張っても(?)せいぜい紬くらいです
それも落ち着いた地味めの色で、柄もまったく着物らしくない、織りの物ばかりです

きものが日常着だった頃だったら、こういうのはほんとに部屋着クラスなので、
電車に乗るようなおでかけのときに柔らか物を着るのは普通のことだっただろうと思います
でも、現代の洋装の中にはいると、普段着のはずの小紋でもなんだか
華やかすぎて浮いてしまうと感じます
着物の人ばかりの集まりのときはまだそれでもいいんですが・・・

最近のカジュアル&シンプルな装いの中では、きものも洋服チックなシンプルな色や柄、
モノトーンなどがすんなり溶け込むと思います
仰々しくなくて、着物を着ない人にもわりと好評です

それに、普段モノトーンの洋服を着ているのに、着物だからといって華やかな
パステルカラーを着る気には・・・なれないですよね

着物初心者も、着物の大げさすぎるところが苦手だというかたも、
洋服に近い感じのものならちょっとしたおでかけにも着易いかと思います
2004年5月24日

夏の襦袢


夏用の半襦袢を作りました
こどもきものを作るときにはずした、要らなくなった胴裏などを利用していますので、
ちょっと黄ばんだりしていますが・・・綿100%です

殆ど肌襦袢ですね  これに襦袢の衿をつけましたので、半衿をかけて
上はこれ1枚、下はこどもきものと同じペチコート  
小紋程度なら、この上に直接着てしまいます

昨夏着ていた長襦袢は、きっと涼しかろうと身頃を裾まで全部綿にしましたら
着物とくっついてしまい、大変足捌きが悪くて困りました
「裾よけ」はすべりのいい生地を使わないといけなかったのです
これは腰から下はポリの絽に付け替えました
袖が付いた、普通の長襦袢ですので、単の時期や、盛夏でもきちんと着物を着る
必要があるときはこちらを着ます

ペチコートの下は・・・・これはもう下着のお話ですのでちょっと恥ずかしいのですが・・・
クレープ地のステテコをはきます!

わたしは、太ももにしっかりお肉が付いていますので、夏は内ももが汗でくっついてしまい
とても気持ち悪いんです〜
それでステテコなんです  (^^ゞ

とってもやせていて、まっすぐ立つと足の隙間が開いちゃう〜ってかたは、
そんなことはないのかしら・・・?  そんな体型にいちどなってみたいものです


        

2004年6月6日

絞り祭りに向けて




例年、大変暑くなるということで、木綿の単のきものを作ろうと思い立ちました
先立って、有松絞りのはぎれを手に入れていたので、これを生かして何かできないか、
また、足袋の型紙も入手していたので、夏向きのものを作ろう・・・
と、アレもコレモと欲張ってしまい、予定の浴衣の製作終了後、お祭りまでの1週間は
大変な忙しさでした
 (欲張ったのはワタシ・・自分で自分の首を絞めたようなものです)

左は芯を入れない半幅帯 藍色の綿1メートルを3等分し、つないで作ってあります
両端に絞りのはぎれを配し、途中の2箇所は帯の継ぎ目を隠すためにポイントを入れました
結び方にもよりますが、隠れてしまうようです

真ん中は浴衣用の下駄です
若い子向きで、赤い鼻緒が付いていたのを手製の鼻緒に挿げ替えました
底の絵柄も若すぎなんですが、履けば隠れますのでお許しを

右は綿レースで作った足袋です
また、ほかの素材でも作ってみたいです
 上の3点を身に付け、下着はもちろん前回の夏の襦袢です
      

                           着物はこちら  ちょっとごちゃごちゃした
                           感じになってしまいました
                           布で見た感じとだいぶ印象が変わりました

                           これは、名古屋では有名な服地やサンで
                           買ったもの 印象深い柄なので、いちど見た
                           ことがある方なら必ず覚えてるというもの

                           しかも、ファブリックコーナーです
                           すると、出来上がったこの着物はねまき?!

                           最初はもちろん素敵!と思って買ったのですが、
                           作っていくうちに素敵なのかダサいのか
                           わかんなくなってきました
                           皆様はどう思われますか?

                           でもこの着物、なぜか出番が多く廻ってきて、
                           行く先々でけっこうな?反響はありました
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