神領区K編成(運用撤退済)
 
315系への置き換えも完了しました。

神領区のK編成は313系が投入された1999年以後も中央線の主力車両として普通・快速仕業で活躍していましたが、2022年には後継車両の315系の登場により運用離脱・廃車が3両編成から開始され、2023年4月初頭に3両編成の淘汰が完了、同年12月には4両編成も全車両淘汰されました。
2022年3月ダイヤ改正以前は中央線において、211系単独による4両〜10両、313系と組んだ6両〜10両と様々な運行パターンがありましたが、同改正後は4両編成は4両×2本、3両編成は3両編成×2本+313系1300番台(B400番台)の2パターンで運用されていました。
神領区では1次車〜4次車の全バリエーションが配属されており、製造年次ごとの改良を見るには最適な状況でした。

次数 1 2 3 4 備考
3両編成 × × 3・4次車なし
4両編成 Mc M T T'c 備考
K1〜2 2次 2次 2次 3次
K3〜5 4次 4次 1次 4次
K6 3次 3次 1次 3次
K7〜11 3次 3次 2次 3次
K12〜19 2次 2次 2次 3次
K20 2次  2次  1次  3次   

【かつての運用区間】
・中央線(名古屋〜南木曽間)、中津川〜南木曽間は2022年3月改正で撤退
・関西線(名古屋〜亀山間)、2022年3月改正で運用撤退。2023年10月から11月のみ一時的に運用復帰
・愛知環状鉄道線
・東海道線(米原、美濃赤坂〜浜松間)、1999年12月改正で運用撤退
・武豊線、臨時運用のみで活躍


10両運行
2022年3月12日ダイヤ改正までJR東海に残っていた10両運転。211系5000番台のみで組成される組み合わせもありました。
場所 新守山→大曽根間 日時 2021年12月27日 8:53


末期の組成
315系登場後の211系5000番台は下記の2パターンで運用されていました。
・313系1300番台(B400番台)+211系3連×2本
・211系5000番台4連×2本
場所 新守山→大曽根間 日時 2022年8月1日 10:35

K109編成
愛知万博への乗り入れ列車として設定された「エキスポシャトル」の写真です。この時、同系の211系は字幕の入れ替え、ドアチャイムの設置、工場入場時期の調整による長編成の確保など、最も過酷な運用に就いていた時のものです。
場所 鶴舞駅 日時 2005年3月6日 8:46

10両組成
JR東海の211系5000番台の特徴であった助士席側の窓の大型化、前面展望が優れていただけでなく機器の動作状況や字幕の表示一覧も客席から容易に見ることができました。

武豊線乗り入れ
武豊線電化完成の2015年以降、沿線で行事がある場合に何度か211系5000番台が登用されました。写真は同系が最後に活躍した2023年10月のものです。ちなみに、写真のK1編成はこの運用が最終営業となりました。
場所 尾張森岡→緒川間 日時 2023年10月29日 13:28

関西線運用時代
かつての運用範囲だった関西本線、既に廃車済の211系0番台と顔を合わせることもありました。
場所 永和駅 日時 2012年7月23日 7:41

LED表示
05年3月改正(万博ダイヤ)前まではLED表記のプログラムが現在とは異なっておりました。(快速表記がRapid、かつてはFast)

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