4/2 曇り ロサンゼルス(サンタモニカYH) |
|||||
LAダウンタウンを制す | |||||
今朝は昨日の疲れもあって8時半に目は覚めても起き上がることができなかった。起きると伊藤さん、鈴木さんとでユースホステルの食堂へ朝食を食べに行った。食堂は小さなビュッフェスタイルになっており、この時選んだクロワッサンが超ビックサイズ!!多分日本のクロワッサンの2倍くらいの大きさがあった。自販機でカップコーヒーを買ったがこれもまたビッグサイズだった。ほんとアメリカの飯はでかすぎるよ。 朝飯を食い終わるとこの3人でタクシーに相乗りし、それぞれの目的地に行くことにした。鈴木君とは今日でお別れで知り合いの待っているホテルに行くらしい。俺と伊藤さんは一緒にハリウッドのチャイニーズシアターに行くことにした。 ここでタクシーの手配から運転手に目的地に伝えること、運転手との通訳など全て鈴木君がやってくれた。”さすが早稲田だな”と伊藤さんは関心仕切りだった。実際、英語ぺらぺらの鈴木君は俺から見てもかっこよかった。 やっぱり外国にきて英語ぺらぺらはかっこいいな。俺も旅行中にしゃべれるようになるのかな??
そして最初に着いたのが鈴木君の待ち合わせ場所のホテルで、なんとあのビバリーヒルズのど真ん中にある超高級ホテル”ヒルトン”だった。タクシーの運転手は「This Hotel is very very very エクスペンシブ!! Is he movie start?」とめちゃくちゃびびっていたが、伊藤さんは「He is student.」とクールに答えていた。それを聞いての運転手のオーバーリアクションがめちゃくちゃおもしろかった。でもやっぱり鈴木君はただものではないな。
鈴木君と別れた後、俺と伊藤さんはチャイニーズシアターに行った。しかしはっきり言ってチャイニーズシアターは観光地化されており面白くなかった。 ただお決まりのスターの手形の前での写真はバッチリと撮った。そこからハリウッドサイン(山の板垣にHOLIWOODって書いてあるやつ)を見に行こうとして道行く人に道順を聞いたら車で50分かかるといわれた。俺は”そんなにかからんだろう”と思っていたが伊藤さんがそれを信じてしまい行くのを止めてしまった。ちょっとくやしい。 そこで地下鉄に乗ってダウンタウンに行くことにした。実はここから伊藤さんの恐ろしいほどの個性が発揮される。 伊藤さんは解からないことがあるとすぐに人に聞いていくのだ。はっきり言って伊藤さんの英語力はたいしたことはない。俺よりもちょっとだけ上なくらいだ。でも何かわからないことがると何の躊躇もなく外人に聞きまくるのだ。 正直、最初それが腹ただしかった。”ガイドブックだって持っているんだから少しくらい調べてから聞けばいいのに”とか”つたない英語ではずかしなー”という気持ちがあった。しかしどの人に聞いてもシカトするような人は一人もいなかった。 一人もである。みんな必ず何らかの対応はしてくれた。すごい人は500mぐらい歩いてバスの停留所へ連れて行ってくれた。(結局間違っていたけど・・・)
途中からは俺も外人との会話に参加するようにようになるとわからんなりに外人とのやり取りがすごく楽しくなってきた。 最後のほうはこんな伊藤さんと知り合えてよかったと思うようになった。なぜならこれから伊藤さんと別れて一人になった時必ず今度は自分でやらなければいけないしね。そのためのいい練習になった。 そんなこんなでダウンタウン中をいろいろ歩き回った。ブロードウェイ、リトル東京、メキシコ人街、市立図書館、ID4で最初に吹っ飛ばされたビル、途中バスの中で知り合った日本人のおばあちゃんが言っていた絶対に行ってはいけない危険地帯などハリウッドなんかよりもずっと楽しかった。
明日の予定はなーんも決めてないけどさっき食堂で知り合った日本人のおっちゃんにドジャーススタジアムへの行き方を教えてもらったからできれば行ってみたいな。 |
|||||
|
|||||
前の日 次の日 INDEXに戻る |