4/4(木) 晴れ ロサンゼルス→サンディエゴ(ダウンタウンYH) |
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| 「初!グレイハウンド」 | ||||
| ロサンゼルスはタクシーが捕まらない、と”地球の歩き方”に書いてあったがまさにその通りだった今日はロスからサンディエゴへの移動日だがユースホステルから長距離バス乗り場まで一気にタクシーで行くと非常に高いのでいったんバスでダウンタウンまで行きそこからタクシーに乗ることにした。 ダウンタウンまではすんなりでれたがそこからタクシーを捕まえよとしてもなかなかつかまらない。伊藤さんも今日ラスベガスに行くため一緒だったが2人で探しまくっても全くいない。遠くのほうすら走っていないのだ。東京とは大違いだ。 バスも込んでないし地下鉄も込んでない、交通渋滞もほとんどない。ほんとにロサンゼルスって大都会なのかなーと感じてしまった。やっと探しまくって1台捕まえた。「バスディーポに行ってくれ」と頼むと「どこに行くんだ?」と聞かれたので「サンディエゴだ。」というと「じゃあ、タクシーで送ってやる。」と言われた。”とんでもない、タクシーで行ったらいくらかかると思ってるんだ!!”。 この後このタクシーのおっちゃんからしつこく誘われたが断った。最初冗談かと思ったがどうやら本気らしい。 10分くらい走ってバスディーポについたがどのガイドブックを見ても治安が悪いと書いてある。確かにどの家もどの店も頑丈そうな鉄柵があり、人の通りもほとんどなく非常に汚い危険そうなところにあった。 アメリカの都市間を結ぶような長距離バスは基本的にグレイハウンド社という会社一社のみでそのバスターミナルのことをバスターミナルとは言わずバスディーポという。一度グレイハウンド社は倒産しているのでこのような治安の悪い安い土地にバスディーポがあるらしい。ディーポ内に入るとこの旅行の為に一ヶ月間の乗り放題のアメリパスの引換券とパスを交換してもらおうとした。 しかしこの時対応した黒人のおばさんの対応が日本じゃ信じられないものだった。アメリパスを交換してもらうには非常に手続きがめんどくさいらしく引換券をみせたとたんすごくいやな顔をされた。そのうえ英語がわからず聞き返すとシカトするのだ。ほんとに腹が立つ。客商売なんだからもう少し愛想よくしろ!!
脱線するけどアメリカ人の従業員は非常に動きがのろい。マックに入っても日本のマックの店員の2倍くらい動きがのろい。まあ親切なら問題はないけどね。 そんな感じでやっとアメリパスも手に入り3日間一緒だった伊藤さんともここでお別れ。硬い握手をして颯爽とベガスに乗り込んでいった。俺も3日後にはベガスだからひょっとしたらまた会えるかもしれない。 サンディエゴ行きのバスに乗ると”地球の歩き方”に乗っているよりも乗り心地が悪かった。なんかあった時の為にできるだけ運転手に近い前よりの席に座った。隣の席には大きなバックパックをのせておいた。 途中メキシコ人のおばあちゃんが乗ってきて俺の隣の席に座りたいと言ってきた。正直足元に置くには俺のバックパックはでかすぎて変な体勢で乗らなくてはいけないないし、他の席も空いてるので隣に座られるのは嫌だった。けど仕方ないのでバックパックを足元に置いた。おばあちゃんはメキシコなまりの強い英語で話しかけてきたけど何を言ってるのか解からず得意の愛想笑で返していた。「ただ荷物が大きくてごめんなさい」というとおばあちゃんは何かを言って席を替わってくれた。少しすまない事をしたと思った。
2時間半でサンディエゴに着いた。サンディエゴのバスディーポは違いダウンタウンのど真ん中にあった。ユースまでも歩いていけた。町並みもすごくきれいでオープンテラスのカフェやレストランもが沢山あった。 ユースに着くとロスと違いすんなりチェックインできた。部屋に行くと2段ベッドが6個ある12人部屋だ。ただ今回は部屋に6人にて俺以外全員外人だった。少し緊張した。
荷物の整理をしていると1人の外人が話しかけてきた。正直1対1で外人と本格的に話すのはこれがアメリカにきて初めてだ。彼の名は聞いたけど忘れてしまった。メキシコ人らしくメキシコとアメリカを行き来しているらしい。彼はゆっくりしゃべってくれたがそれでも半分も意味が解からなかった。 ただ「明日はティファナ(メキシコ)に行く予定だ」というとそこまでの道順を教えてくれた。このときばかりは英語がもっとしゃべりたいと思った。日本に帰ったら英会話教室にはいろうかな。 荷物の整理が終わるとシャワーを浴びたが、ここのシャワーはいい! ちゃんとお湯が出る。ロスのシャワーは最初お湯が出るが途中から水になるのだ。 久しぶりに気持ちよくシャワーが浴びれた。 明日はティファナに行く。 |
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