4/7(日) 晴天 ラスベガス ソルトレイクバスディーポ |
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| 「サマータイム危機一髪」 | |||||||||||
| 残念ながら昨日は日記をつけることができなかった。(現在は4/8)その理由はおいおい書くとしてとりあえず1日遅れで昨日の日記を書いている。ラスベガ2日目は天をもつらぬくような晴天が広がっていた。アメリカへ来てこんなに天気がいいのは初めてのことだ。とりあえずどうしようかとまよったがこっちに来て初めてのシングルルームだったし、ゆっくり朝寝坊することにした。 10時半になりやっと起きてホテルのチェックアウトをすました。その時保証金として払っていた10ドルが戻ってきた。今日1日荷物を預かってほしいおばちゃんにいうと「一日6ドルで預かってあげるよ。」と言われた。だからさっき返してもらった10ドル(5ドル札2枚)を渡すとおばちゃんはろくにお札を確認をせずに「サンキュー」といってフロントの奥にいってしまった。あらららら、確かに5ドル札を2枚折りたたんで渡した俺も悪かったけどおつりの4ドルはーーー!!
打ち終わると腹が減ってきたので何か食べようと思ったが正直この時アメリカの脂っこい食べ物に胃もたれをおこしていた。ルクソールには”はまだ”という日本食屋さんがある。正直少し高いがそばが食いたかったのではいった。スタッフは日本人もいて最近日本語欠乏症に落ちっていた俺はそこのおばちゃんと話しこんでいた。頼んだのは天ざるとウーロン茶。お会計を頼むと、なんと16ドル51セント。た、高い・・・。 しかも財布を見たら愕然としてしまった。入ってるのは10ドル札すうま1ドル札6枚。一応ここはホテルの日本食レストランなのでレシートをレジに持っていくのではなくレシートをはさんでいるバインダーみたいなのにお金をはさんんでサンキューといって去っていくのが普通である。小銭をジャラジャラだすのもかっこ悪いしお釣りをくださいというのもかっこ悪い。 よってここは仕方なく20ドルはさんでテーブルの上に置いておいた。「サンキュー」といって出て行ったが心の中では「20ドルの天ざる、20ドルの天ざる」と何度も繰り返し呟いていた。 このことでもそうだが、今回の旅行で感じたのは貧乏旅行には1ドル札とクォータが必需品だということだ。バスを乗るのにも自販でなんか買うのも必ず1ドル札とクォータが必要になってくる。普通のお店では両替というのはめんどくさがられるがカジノでは別だ。快く両替してくれる。 だからこの時ばかりに両替をしまくった。使いづらい100ドル札を10ドル札に、20ドル分の1ドル札と20ドル分のクォータを両替した。でも両替する前に年齢とパスポートを見せろといわれた。今だに未成年と思われているのかな??
両替し終わると早速ベガスの町をぶらつくことにした。ストリップをダウンタウン方面に歩くつもりだ。まずルクソールからモノレールに乗って隣のエクスカリバーにいった。さらにそこから歩いてニューヨークニューヨークへ行った。2年前に乗った世界で一番恐ろしいと思っているジェットコースターも健在だ。 ただ2年前と違うのはニューヨークニューヨークのホテルの柵の周りには多分、昨年9月11日に起きたテロ事件で亡くなった消防士への追悼と思われるTシャツが何枚もかけられていた。
さらにその向かいにあるMGMへ行った。そこは本物のライオンを飼っていることで有名なホテルで早速見にいったが2匹ともぐっすり眠っていた。外人が壁を叩いて起こそうとしているがびくともしない。さすが百獣の王ライオンだ。
さらにてくてく歩いて2年前にはなかったハーレーダビットソンカフェなんかを覗きつつべラジオに着いた。ここは俺がベガスの中でも一番美しいと思っているホテルだ。「オーシャンズ11」でもラストシーンに使われている。ブラピが立っていたところに立ってみてすこしブラピ気分を味わった。 さらにここではホテルの前の池というか湖で噴水ショーをやる。2年前は時間の関係で見れなかったが今回は始まるまで30分くらいそこで待っていた。ショーが始まるとゆったりとした曲が流れ本当に噴水がダンスしているみたいだった。 本当にすごいと思った。ラストの一斉噴射もものすごい迫力で30分待ったかいがあった。
さらにその向かいにあるフラミンゴというホテルに行った。フラミンゴとはラスベガス発祥の地でありここからベガスの歴史が始まったといってもいい。その様子は映画「バグジー」でわかる。ここも本物のフラミンゴを飼っているので、見にいったが臭かった。
フラミンゴをでると道路を渡り超ゴージャスホテルパレスなんかをタラタラみていた。だがここに来て本当に暑さが我慢できなくなってきた。周りをみてみるとみんなTシャツににショートパンツである。俺はというとジーパンにパーカー。今回は北周りで大陸横断する予定なのでかなり重装備できた。Tシャツもまともなやつは持ってきていない。温度表示をみると29℃!!さすがにアメリカ人じゃなくても暑いはずだ。 そこでフォーラムシップスというショッピングモールにはいってTシャツを買うことにした。どこでアメリカでは今どんなファッションが流行なのかなまわりの人の服装をよくみてみるとあることに気がついた。アメリカ人もしくは白人と黒人の男はほとんど荷物を持っていない。 ほとんどの人が手ぶらなのだ。逆に日本人を含めた東洋系の男は必ずタスキがけのカバンかリュックをで荷物を持っている。英語をしゃべっている東洋人も荷物を持っているということは多分東洋人のファッションセンスなのかもしれない。確かに日本では観光地じゃなくても若い子はファッションの一環としてカバンを持っている子がたくさんいる。だが今はこのタスキがけカバン又はリュックがたまらなくダサいものに思えてきた。 アメリカの若い子はもっと手ぶらなラフな感じがするのだ。俺自身タスキがけでカバンを持っているを持っているがなんかいやになってきた。だけどこれにはパスポート、航空券、アメリパスなどの貴重品が入っている。嫌だけどしょうがないけど持っていくしかない。逆に日本ではダサいと思っているベルトに携帯のケースをつけるやつ(よくおじさんがつけてるやつ)がアメリカの若い子でも結構つけてる子がいる。おかしな話これが結構かっこよく見えてきた。 少し脱線したけどなんとかフォーラムシップスで子供用MサイズのTシャツを16ドルで買った。サイズはぴったりだった。Tシャツをトイレで着替えて気分爽快になった後、俺がベガスの無料ショーで一番好きなトレジャーアイランドの海賊ショーを観にいった。 予定ではPM5:30から始まる予定がなぜか予定より1時間早くショーが始まった。なんかおかしいとは思ったが日曜だからなのかなと思い直した。しかしこの時サマータイムのことに気がつくべきだった。この時は全く気がつかなかった為速く始まってラッキーと思って見ていた。
確かに今日はやたらと時間を聞かれた。このショーの時も待っている間に4回も聞かれた。みんな時計を持っているのに何でだろうと少し不思議に思ったが深くは考えなかった。そしてやっぱり海賊ショーは大迫力だった。こんなショーをただでみせてくれるなんてアメリカはやっぱりビックだ。 ショーを見終わるとまた歩いてルクソールまで戻っていった。そろそろグレイハウンドのバスの出発時間が近づいてきたのでホテルに荷物をとりに行った。荷物を受け取りにバスディーポに着くといつものごとくチケット売り場には長い列ができていた。そこでふと外を見てみるとソルトレイクシティ行きのバスが既に着いており搭乗を始めていた。 あれ?? ソルトレイクシティ行きのバスなんてそう便数ないしPM8:30なんて便はないはずだぞ。 そう思いディーポの時間を見るとなんと時計はPM9:30を指しているではないか!! その時初めて今日一日の不可解な出来事を悟った。よく時間を聞かれたのもショーのスタートが一時間早かったのも全てはサマータイムせいだ。今日からサマータイムが始まるんだ。 とりあえずこのまま列に並んでいれば間違いなく乗り遅れてしまう。いちかばちかでアメリパスをそのまま運転手にみせて乗ってみることにした。チケットの最終確認はバスの運転手がするのだが「どこいくの?」と聞かれ「ソルトレイクシティ」と答えると何とか乗せてもらえた。この時自分のを預けたのだがこの荷物がまた別の事件を引き起こす。それは次の日記に書く。 本当は日記をディーポで書こうと思いその為に結構早く来ていたのだ。もしその考えがなかったら完全に乗り遅れていただろう。あぶないあぶない。実はこの前日、日本の友達に電話をかけており「サマータイムには気をつけろ」と注意されたばかりだった。 それがまさか今日から始まるとは全く思っていなかった。4月の中旬とは知っていたが正確な日は知らなかった。後で”地球の歩き方”を見てみると4月の第一日曜日からサマータイムが始まるようだ。これからはもっと注意しよう。 でもベガスは一人で見るよりみんなできたほうが楽しいな。 |
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