ドクターイエロー写真室(922系編) Series922 Inspection Train since 1979.![]() (三河安城→名古屋間:拡大するにはクリック) |
こちらのドクターイエローは1979年(昭和54年)生まれのドクターイエローです。 2000年まではJR東海に所属していた同じ顔の922系T2編成と共に走っていましたが、T4編成(700系の顔をしたドクターイエロー)が 登場してからは表舞台から退き、3ヶ月に1回程度専用ダイヤを用いて架線等の検査を行なっておりました。 しかし、2003年ごろからはその仕事も減り、極まれに交番検査に伴なう回送で本線に姿を見せる程度になりました。 当時東海道新幹線区間を走る唯一の0系フェイスの電車としてファンはもとより、小さい子供連れの家族にも人気のある有名人(?)ですが、 山陽新幹線を含め走行シーンを見る機会はほとんどなくなってしまいました。 ところが、2004年からは従来東海道区間は夜間走行と言う「お約束」を嬉しい方に裏切り、日中走行を行い多くのファンを喜ばせました。 これはいわゆる「引退前のはなむけ」であり、2005年に後継のT5編成(T4編成とほぼ同仕様)も登場し、併せて同年秋にT3編成の引退が 決定しました。 引退後は7号車の922-26が博多総合車両所で余生を過ごしておりました。が、2009年になってJR東海が金城ふ頭(あおなみ線:終着 駅付近地)の博物館に同車が展示させることを発表、博多総合車両所で整備の上、既に搬入されております。 博多生まれ、東京住まいだった同車両の余生は名古屋になるようです。 【922系性能】MT200(185Kw)4基搭載/両 最高速度210キロ 歯数比2.17 5号車の付随車は渦電流ディスクブレーキ使用 |
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922系T3編成(海側) 0系フェイスのこの電車、運転席付近の開閉窓も初期タイプの内ばめ式です。2005年になっても東海道を日中に 走る実力を持ちながらもその車体はくたびれた印象が強いものになってきました。 場所 名古屋駅 日時 2005年1月16日 8時17分 |
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922系T3編成(山側) 2004年8月1日、9月5日と東海道区間を日中に走行しました。この日は曇りにも関わらず多くのファンで 賑わっていました。 場所 三河安城駅 日時 2004年9月5日 9時02分 |
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922系T3編成(俯瞰) 上から見下ろしたT3編成、顔の辺りに塗装の欠けが見られ、「老体に鞭打ち」状態が色濃く・・・ この日を最後に、東海道区間にその姿を現すことは二度とありませんでした。 場所 三河安城→名古屋間 日時 2005年5月9日 14:41 |
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921形軌道検測車 ドクターイエロー・Eastiの中では唯一の3台車方式の軌道検測車です。 場所 三河安城駅 日時 2004年9月5日 9時09分 |
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922系T3編成&500系W2編成 2004年当時、「最もゆっくりの新幹線」と「最も早い新幹線」が三河安城で顔を合わせました。 場所 三河安城駅 日時 2004年9月5日 9時23分 |
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921-21号車 0系1次車、T2編成に共通する出っ張りの無い丸まるの光り前灯で、懐かしさを感じさせます。 場所 三河安城駅 日時 2004年9月5日 9時18分 |
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922系パンタ周り 922系の2号車は集電・架線検査用の2つのパンタグラフが隣り合っており、それを支える碍子が 密集しております。 場所 三河安城→名古屋間 日時 2005年5月9日 14:41 |
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923形T3編成(後追い、シャッター速度4分の1秒) これを失敗と見るか、芸術と見るかは皆様にお任せいたします。(笑) 場所 名古屋駅 日時 2003年7月24日 20時13分 |
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内ばめ式開閉窓 0系0番台・1000番台に採用されたタイプの運転台開閉窓です。2000番台のほうは 「外ばめ式」といういかつい形に変更されました。 場所 名古屋駅 日時 2004年2月15日 20時37分 |
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922形搭載機器 昭和の薫りがする色・大きさの機械です。 場所 名古屋駅 日時 2004年2月15日 20時37分 |
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923形台車(軌道検測用) 国鉄時代の「マヤ」の構造に似た台車でT4編成等のそれと比較すると懐かしさを感じます。 ちなみに、JR東海の「ドクター東海」ことキヤ95系は1995・2005年登場の両者共に これと似た「3台車方式」ですけどね。 場所 三河安城駅 日時 2004年9月5日 9時09分 |
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