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銘菓 下街道の由来

春日井は中仙道と東海道を結ぶ下街道(したかいどう)沿いに発展した町で、書家で有名な小野道風が生まれ育った地でもあります。

庶民の道、下街道は旅人や善光寺詣り、御岳詣りの白衣のお遍路さんで賑わい、又の名を善光寺街道とも言われました。
伝説の大和武尊が東征の帰路、熱田の宮の宮酢姫との再開を夢み、信濃、美濃尾張と近道を急がれたロマンの道でもあります。

江戸時代には内津、坂下、勝川に宿場があり旅籠が立ち並びその間ではこの山続きの四ツ谷あたりに茶屋があったと記されています。

俳人 横井也有の句に
    「内津草のふもとのつぎつぎ屋敷ゐつらなれり・・・」とあります。


日本の歴史の中で英雄といえば、勇気と智慧で東国を平定した日本武尊
(ヤマトタケルノミコト)を思い出します。東国を平定して宮酢姫(ミヤスヒメ)との再会を夢見て帰路として通られた道が、尾張
名古屋と信州長野を結ぶ下街道(現在の国道19号線)です。

宿場のおもかげ

昔日、宿場が賑わった当時を偲んだもので
桃山生地で包んだ焼き菓子です。
黄味餡、蜜栗、蜜青梅の3品ございます。

下 街 道

肉桂入りの極上生地につぶ餡が入ったもので
肉桂とつぶ餡が調和した風情な御菓子です。


また、東征軍の副将軍だった宮酢姫の兄・建稲種命(タケイナダネノミコト)の水死の知らせを聞いて絶句し、「あヽ現哉(うつつかな)々々・・・」と嘆かれ、その霊を祀ったと言われる内々神社もあり、春日井は日本武尊と深い縁で結ばれています。

また、東征の折り、通りかかった村で彦一という村人が日本武尊のために山から「栗」をいっぱい拾ってきて献上したとき、尊はたいそう喜ばれたという伝説ものこっています。

栗のはな

特製の栗きんとんを餅米求肥で包んだかなり
贅沢な幣舗創製の銘菓です。

お客様が地方へのお土産に持っていかれ、
いただいたお客様から当店に電話注文いただくベスト1のお菓子です。


「そんな英雄・日本武尊に、お菓子を通してふれてもらおう」そんな思いで作りました

下 街 道

くずもち 尻冷し地蔵(夏季限定6月〜8月)

くずもちの情感あふれる美しさの中に菜果の味をお楽しみください。

柚子、黒蜜、山ぶどうの
3品ございます。

古くからの歴史を持つ下街道には数々の名所があります。尻冷し地蔵もそのひとつ、台石の下から清水がこんこんと湧出して尻を濡らしていることから尻冷し地蔵と呼ばれるようになりました。
かつての旅人も喉を潤し旅の疲れを癒したことでしょう。