12月3日、プレートを完全に取り去る手術を受けました。
同じ箇所を何度も手術してるので、皮膚が薄くなっているのか?、
出血が多かったらしいです。
日帰り手術で帰れましたが、なんだか元気がありません。
麻酔が覚めきってないのと、足が痛いのかな?
体温も低めです。心配です。
「手術直後。元気がありません。」
その後、アビーは食欲モリモリの元気モリモリになり、
自分の足だけで、立てるようになりました!
と、ほっとしていたのもつかのま・・・。

手術から3日後、自分で半分抜糸してしまいました。
抜糸の予定よりもだいぶ早かったので、もちろん傷口はまだ
完全に閉じていません。いつ開くかわからない状態だし、
血がにじんでる!!見るのも怖い状態です。
獣医さんの診療時間が終わって間もないころの出来事だったので、
電話で聞いたところ、「パックリ開いてる(ひえーー!)わけではないなら、
ガーゼを巻いたり応急処置をして、次回の診察のときにみせて下さい」との事でした。
というわけで、ガーゼを当てて、伸縮包帯で巻こうとしたんですが、
アビーはすごい剣幕で噛み付いてこようとして、結局巻けなかった・・・
次の日朝一番で病院に行くことになりました。
「なんとか順調(?)なころのアビー」
そうして、それから4日後の12月11日。
経過を見せに病院から帰ってきてすぐ、アビーを床におろすと、
ラッテが寄ってきました。
そして、ラッテと追いかけっこが始まろうとして、アビーが5歩くらい歩き出し、
「あっ、いけない!」と思い、止めようとした瞬間。
耳をつんざくような、アビーの悲鳴!
「あぁぁああああん!!ああぁあん!!」
骨折した足をあげて、痛そうにしています。再骨折という言葉が頭によぎり、
本当に目の前が真っ暗になりました。ラッテも、どうしよう!という顔をしておろおろしていました。

でも、しばらくすると落ち着いてきて鳴きやみ、ふるえたりもせず、
いい子で寝始めたので、一時的なものかな?と思ったんですが、
3時間くらいたっても元気がなく、足もやっぱりあげたまま。
しかも、足が腫れてきています。心配になって、夕方、二度目の病院へ行きました。

先生は、「イヤな足のあげ方をしてますね・・・」と言ったけど、
その言葉どおり、レントゲンを撮ったら前の骨折とほぼ同じ箇所にヒビが入っていました。
ギプス固定で治っていけばいいが、治っていかなければまた手術をしなければならないとの事。
しかも、そのギプスは固いギプスなので、巻きなおしたりするときには麻酔をかけるらしい。
今は絶対安静が必要らしく、そのまま、1週間ほど入院になってしまいました。

もう、完治は見えてきていたのに、私のちょっとした不注意からこんなことに。
心臓に負担をかけさせたくないという思いとは、逆の方向へどんどん進んでいくような。
1週間もの長い入院は初めてなので、アビーが大丈夫なのか不安です。
面会にも、毎日でも行ってあげたいけど、仕事も詰めに入ってきていて、
なかなかそうもいきませんでした。
ラッテはというと、泣きながらフテ寝する私の上に、毛布を落としてきて、
私をふみつけたり、口をべろべろなめたり、添い寝したり、
気遣ってくれているのかなんなのかよくわからない行動をしていました。

その後、アビーは、予定より早く退院しました。
面会に行ったときに、私が帰ったあと、寂しくて20分ぐらい大泣きしていたそうで、
そんな寂しさやら、慣れない環境やらで、ちょっと痩せてしまってました。
かわいそうに。ごめんね、アビー・・・。
「家に帰れて、うれしそうなアビー」
しかし、帰ってこれてよかったね、と喜んだのもつかのま。
やっぱり、手術が必要になってしまいました。
今度は、プレート固定法はもう使えません。
検討の結果、創外固定法がとられることになりました。
年末の手術。とりあえず、手術は成功しました。
でも、今は絶対安静なので、面会謝絶ということに・・・
電話で状況を聞くしかない毎日でした。
そして、当初は、そんなに入院しないような話でしたが、
結局、一ヶ月にもわたる長期入院になってしまったのでした(涙)

プレート除去手術 確か6万円くらい。
それまで、定期的にとっていたレントゲンは、一回2500円でした。

年末の一時入院は、5万円くらい。
「入院が決まったせいか、悲しそうな表情」
 
1月に入り、アビーと1週間ちょっとぶりに会うことが出来ました。
ケージ越しに面会すると、大暴れするため、待合室でダッコしながらの面会でした。
アビーもすご〜く嬉しそう!そして、私が帰るときも騒がずにいられました。良かった!

その日は、レントゲンを撮った経過を聞きにいったんですが、
まだ、手術から1週間しかたってないから、骨はついてきてないけど、
ビスがゆるんだり、骨が吸収されてきたり、エライことにはなってないみたいでした。
というのは、創外固定は、常にビスが骨、筋肉、皮膚を通って、外に飛び出したまんまの
状態で固定する方法。感染症にもかかりやすいし、
外からの衝撃で、ビスがゆるんだりしやすいのです。

久しぶりに会ったアビーは、1.5キロくらい減って、ガリガリでした〜。
頭まで一回り小さくなった印象。悲しかったです・・・。
食欲はあるのに、多分、よく眠れなかったり、ストレスのせいか、あんまり吸収されないようです。
これ以上、入院が続いたらどうなっちゃうんだろう?とても不安でした。
獣医さんからも、何か好物を持って来てくださいとの事。
それからは、アビーのために差し入れを持って毎日通い詰め、一時間くらい
一緒にいて熟睡タイムを作ってあげました。そのせいか、
アビーのゲッソリした体に、ほんの少しだけ脂肪がつき始めました。
「熟睡タイム」
アビー自身も、私が来ると、差し入れがある!と思うようになったようで、
いつもバッグの方をじ〜っと見て、「差し入れ!差し入れ!」と催促してました(笑)
特に喜んだのは、固いスジ肉や、長持ちするオヤツ。
タイクツな入院生活のためか、噛むこと自体、楽しそうな感じでした。
「楽しみな差し入れもぐもぐタイム」
そうして、1月も終わりに差し掛かったころ、一時帰宅許可!
結局、そのまま自宅療養生活になりました。

創外固定の手術、約一ヶ月の入院費で、20万円くらい。
その後、週1のレントゲン、骨形成促進の注射、週2のレーザーで、週7000円ほど。
その他、たんぱく質補給のため、療法食・・・2日で340円くらい。
お金がどんどんかさみます。涙。
「祝退院!うれしくて、にんまり」
 
久々に家に帰ってこれたアビーはとってもうれしそうでした〜!
その後、5日間くらいはすごくよく眠ってました。アビー、お疲れ様。
しかし、だんだん元気になるにつれ、暴れるようになってきてしまいました。
しかも、前よりも輪をかけて甘えんぼうになってるし。
アビーのワガママと戦う日々の始まりでした。
[入院疲れで、よく寝ています」
アビーが帰ってきて、おや?と思ったことは、
ラッテがアビーのそばによりたがること。
今までこのふたりの仲は、悲しくなるくらい険悪でしたが、
長く離れていた時間が、ふたりの絆を育てたようです。
そんなこともあるんですね。びっくりでした。
アビーが骨折以外、元気モリモリになっても、
結構な至近距離で一緒に寝るようになったり、だいぶ仲が良くなりました。
[見慣れない、仲良しなふたり」
先生からは、「絶対安静のケージレスト生活」を指示されましたが、
ケージに入れておいた方が暴れるようになり、
ほとんど一日中ダッコの生活になってしまいました。
散歩が出来ないので、ダッコしたまま日光浴させたり、気晴らしさせたりしています。
他の骨折したコの様子を見てると、こんなことしてないように思えますが、
ラッテだけ散歩に行くのを見るのは悲しいらしく、「ぼくも!ぼくも!」と言うので
しょうがなく、の措置です・・・。
でも、日光浴は骨を作るために大切だし、きっと、悪くはないはず。
[日向ぼっこ中!気持ちいいです〜〜」
 
   
 
トップページへ