キハ11形写真室 Type11 diesel train since 1989.
ともに去ります
 キハ40系と共に撤収します(鵜沼駅)

 キハ11形(350馬力エンジン1基搭載、最高速度95キロ)はキハ30形などの老朽化が著しい気動車の置き換えのためにJR東海発足後に登場しました。番台区分は0・100・200・300と4種類ありました。300番台以外は2015年以降にキハ25系に置き換えられ、全ての車両がミャンマーまたはひたちなか海浜鉄道に譲渡されています。
 
 0番台は暖地仕様で伊勢区に配属、100番台は寒冷地対応で美濃太田区、伊勢区の双方に配置されています。200番台は城北線向けに製造され、2両はJR東海に貸し出されたまま廃車され、ひたちなか海浜鉄道に譲渡されています。300番台は1999年に紀勢線での長距離運用のために登場し、他の番台とは異なりステンレス車体で製造され、車体も一回り大きくなり車いす対応便所も設けられています。6両が製造され、この番台のみはキハ25系の置き換え対象外となっています。

鉄製でオレンジの帯を持つキハ11 キハ11形200番台(東海交通事業所属)
200番台は唯一のステップなしの車両です。(JR東海貸し出し車は除く)
場所 枇杷島駅 日時 2002年8月22日 18時過ぎ

キハ11型100番台
岐阜から美濃太田経由の高山線・太多線の主力として活躍した車両です。2015年3月改正以後は美濃太田区の全車両が失職。一部は伊勢区に移りキハ25系が揃うまでのつなぎとして活躍しています。
場所 根本→小泉間 日時 2014年12月26日 7:18


大柄に
キハ11形300番台
平成11年に登場した300番台はステンレス車体にオレンジ帯と言う311系以降のスタイルとなりました。また、同時に便所の取り付け・車体の大型化で同じキハ11でもかなり違った印象を受けます。
2015年に動きがあり、一部が200番台置き換えのために東海交通事業に譲渡されています。
場所 名古屋駅 日時 2005年10月8日 6:15

車椅子スペースを示すマーク
キハ11形車椅子スペース (キハ11−121)
JR東海発足後に作られた列車には車椅子スペースを設置する工事が施工されており、このキハ11形も例外なく工事が行なわれております。
場所 岐阜駅 日時 2003年10月11日 12時49分

試運転 
 キハ11形検査出場試運転(キハ11-101)
 試運転時にはドア横の「ワンマン後乗前降」のサボは外されています。
 場所 名古屋駅 日時 2006年1月24日 11:32

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