キハ25系1000・1500番台
できたてほやほやです。 落成試運転は6両で実施(平成26年11月5日、西岐阜駅)

キハ25系1000番台は平成26(2014)年度からキハ40系キハ11型の老朽更新を目的として登場しています。
1000番台は高山線を走行するために耐寒構造を持っており、スカート下部に雪かき用スノープラウを持っているのも特徴です。(美濃太田区・名古屋区配置)
1500番台は三重県の参宮・紀勢線向けに製造されており、耐寒構造をとっていません。(名古屋区配置)

主な仕様は平成22(2010)年度に導入された基本番台と同一ですが、新造コストを低減することを主眼に以下の点に変更が見られます。
変更箇所 1次車(0番台)  2次車(1000・1500番台) 
車体 ビードありステンレス  ビードなしステンレス 
行先表示
(正面)
2か所(種別・行先)  1か所 
座席 転換クロス
(ドア横固定、車端部ロング) 
ロングシート 
車内案内表示器 LED案内(すべてのドア上)  LED案内(3か所/1両)
他のドアはドア締切表示のみ 
整理券発行機 2か所/1両
(現在は1か所封鎖しています。)
1か所/1両
(キハ75系3200番台と同様) 
広告用枠 ドア横・ドア上部・車内通路上部  車内通路上部のみ 
ドア化粧板 化粧板あり
(現在はステップ改造に伴い化粧板なし)
化粧板なし
(211系0番台以来のステンレスむき出し) 
車両間ドア 床面ドアレールなし(ドアチェックあり)
化粧板あり
床面ドアレールあり(ドアチェックあり)
化粧板なし 
網棚 前飾りあり  前飾りなし 
室内灯 蛍光灯  LED 
ドアステップ あり(新造直後は準備工事状態で落成、
武豊線運用終了後改造)
あり 
動物対策 なし  クッション付スカート 
駆動軸落下防止対策 なし(改造予定あり)  新造時より施工済 

JR東海では珍しいビードの無い車体 P102編成(シャッター速度400分の1秒)
JR東海では初めてのビードなしステンレスを目立たせる場所を選びました。
場所 小泉→根本間 日時 2014年12月26日 7:26 

ステップあり
ステップあり
運用線区のホームの高さを考慮してステップありになりました。
乗降の際は少し注意を要します。

車内から
ドア付近
ステップがある関係で黄色の滑り止めの形が他の車両と大きく異なります。
また、写真ではドア横のLEDはドア締切中を表示するのみの簡易型となって
いますが、反対側は313系と同じ駅名表示対応のものになっています。
この他、ドアすぐ横の広告枠がないことなどもこの車両の特徴と言えます。

室内
室内
静岡地区で活躍する313系に近い印象を持ちます。つり革は背の低い人向けに
高さが2種類になっています。

こちらは暖地向け
 1500番台スカート
 耐寒構造をとっていない1500番台はスノープラウが設置されておらず、スカートの形が1000番台とは異なります。
場所 名古屋駅 日時 2015年9月27日 7:49


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