For All Who Study English
英語のお話★★その1★★
長年、英語を勉強してきて常々いい教材が無いものか模索してきた。
最近、ようやく、これは!と思うものに出くわした。CNN English Expressである。
これは、某大手E○C英会話スクールのアドバンスのクラスで実際、教材としても使われている。
どこが、いいのかというと、教材の内容は、全てリスニング強化に徹していることである。
特集のようなもので、リスニングのコツなど、非常に役立つ記事がのっている時もあり、
はっきり言って、
リスニングに重視をおかずに学習してきた私にとっては、画期的な内容であった。
どうして英語が聞き取れないのか?スクリプトを見ないで、まず英文だけ聞いたとして、
意味の取れない単語が
あったとする。その後でスクリプトで確認すると「、あれ!知ってる単語じゃん!」
という事も少なくない。
要するに、知ってると使えると聞き取れるはまったく別ものなのである。例えば、具体的に
【Track】という単語を取り上げてみる。
日本語の音楽用語である、【トラック】と同じである。
他には足跡や軌跡という意味があり、keep track of 〜で 「〜を見失わない」という
使い方もする。
この【Track】を音声のみで聞いた場合、【チュラーック】と発音され、日本語の【トラック】とは似ても似つかない
音となる。
他にもいろいろと英語には音声の法則があり、その一つとして
「子音の後に続く母音はつなげて発音される」というものがある。
これは、どういうことかというと、例えば【make it official on】で「〜を公式にする、公にする。」という意味であるが、
これを
「メイク イット オフィシャル オン」とは発音しない。「メイキィッタフィシャロン」となる。
全て中学校レベルの簡単な単語が並んでいるのに、この事を知らずに音声だけ聞いてしまうと、「なんのこっちゃ?」である。
他にも子音の欠落の法則など、この教材にはリスニングのコツに関しての注釈がのっているので、非常に役にたつ。
音声から覚える事は非常に重要である。
英語のお話★★その2★★
【
壁】ここでの壁は、語学の壁である。語学学習者なら誰しもぶつかる【壁】というものがある。
ある一定のところで、学習者はこの【壁】に当たることになる。その壁を乗り越えると、力が伸びると
言われるものである。語学学習ビギナーのうちは、学ぶ事全てが身になり、ゼロからのスタートで
あるわけであるから、やればやっただけの効果が目に見えてすぐに分かる。ところが、学習が進んで
いくにつれて、その効果が目に見えづらくなってくる。ここが【壁】である。この【壁】というのは
何度かあり、その都度の【壁】によって、原因となっている
ものや乗り切るための方法というのは違っている場合もある。単に今までと同じやり方を続けていけば
時間が乗り越えさせてくれる【壁】というのもあるかもしれない。
また、語学学習においては、人それぞれのやり方や合う合わないがあるので、その人に合った一番いい方法を
見つけるのが一番効果的だと思う。
さて、【壁】の一つの原因としては「vocabulary」の不足である。
たかが「vocabulary」されど「vocabulary」である。ある段階までは「vocabulary」なし
で、何とかなる。だが、ある程度の段階から、やっぱり、この「vocabulary」の壁にぶつかる。
さて、どうやって、単語を覚えるか。もちろん、暗記的な学習方法が性格に合っている場合
それも良しだと思う。ただ、暗記が苦手な場合は、音声と実際どのように使われるかの
例文から覚えると良いと思う。
今までの英単語の教材というと、英単語の羅列、良くて、例文がその下にのっている、程度のものである。
しかし、Z会から出ている【速読速聴・英単語】という問題集は、実際のニュースという生の素材をパラグラフでのせてあり、CDがついていて、
全文、ネイティブによって音読されているものが収録されているので、単語を覚えると同時にリスニング力も付くという優れものである。
英語のお話★★その3★★
【いろいろな英語】よく言われるのは"British English"と"American English"の違い。
学校でも習っているはずである。例えばイギリス英語では「underground」アメリカ英語では「subway」
などなど・・。私たち日本人は、比較的"American English"というのは、よくテレビでも耳にする。
そしてイギリスのニュース番組であるBBC放送もたまに見かけたり、イギリス首相の発言なんかも耳にしたり
するので、意外にこの二つの違いというのは認識されていて馴染みがあるかもしれない。
でも、"Aussie English""Canadian English"はどうだろう?
もちろん、"Aussie English"で有名なのは「ハブ・ア・グッダイ」という発音であるが、それ以外は?基本的にはイギリス英語と似ていて例えば
ごみ箱を"bin"と使ったり(アメリカンでは"trash can")、発音がイギリス英語に近かったりする。
オーストラリアへ初めて行った時、よく耳にした言葉があった。
「マイト」である。あっちからも
こっちからも、この音が良く聞こえてくる。。
ハテ???なんのことだろう・・・。と思って聞いてみた。すると、"mate"のことなのだそう。"Aussie English"
では、Aをアイと発音する。というわけで"mate"は「メイト」ではなくて「マイト」と発音されるのである。そして、この「マイト」
Aussieたちは良く使うのだそうだ。呼びかけみたいな感じで、文章の頭につけて"Hey,mate........."とか文章の最後につけて
親しみを込めたような感じで使うらしい。なるほど!それであっちでも、こっちでも、「マイト」なのである。
ちなみに"mate"は仲間とか友達という意味。soulmateで異性の相手で気の合う人、恋人を指す使い方もする。
ちょっとした違いだけれど、"good for you!"(よかったね!)というのは、Aussie Englishでは" good on you!"
(ちなみにこの"good on you!"は発音が「グットオニオン」に聞こえる)
それから、"Thank you " といったあとに返す言葉で"no problem" "Don't worry"と返すところを、"no worries!"
といったりする。
ちなみに、"Canadian English"の話を少し・・。カナディアンたちは、〜だよね?とか
〜でしょ?という時に語尾につける言葉を"eh"(エイ)というらしい。
アメリカンでは"huh?"というところをカナディアンたちは「エイ?」なんだって!