四日目<Dec 31(Sat)>
8:30発、北京市内と郊外の一日観光ツアーへ参加する。
ガイドさんは北京の人なのでもちろん中国語も通じる。中国語が通じるとわかると
ずーっと中国語で話しかけてくれた。
英語のツアーなので英語ばかりになるかと思いきやけっこう中国語も使えるじゃない!
この日は朝から雪!寒い〜。
フィオナは香港では雪が降ったことがないとのことで大はしゃぎ。
朝一まずは天安門へ。
雪の中の天安門

天安門の奥が故宮。故宮は中国の皇帝が住んでいたところ。めちゃめちゃ広い。
ちなみに故宮は英語名では"Forbidden City"
日本語に直訳するなら禁制都市となるのか。
つまり、一般ピープルたちが中に入ることを許されなかったためこのような名前がついたらしい。
故宮は天安門から始まり、午門、大和門、などなどずーっと東門まで一直線に
門が並んでいる。天安門が故宮の正門ということをここに来て初めて知った。大和門をくぐると故宮の中心である大和殿、中和殿、保和殿がある。ここは皇帝が大典などオフィシャルな行事を行う重要な場所だったそう。
大和殿

しかし、中国の皇帝はすごいなー。広さが並でない。ちなみに皇帝は3000人の妾さんがいたそうで、毎日取り替え可能だったそう。
まるで映画で見るラストエンペラーの世界だ。←ラストエンペラー見たことないけど、なんとなくイメージで。
さて、故宮を後にし次へ向かったのは皇帝たちの夏の避暑地であるイ和園へ。
西太后も愛用の場所だったとか。しかし、夏の避暑地であるということで北京市内よりさらに気温が下がり、寒い寒い寒いーー。
湖が一面凍っていた。
一面凍っている昆明湖。奥は十七孔橋。17の穴が開いてることから名前がついた。

寒い寒いイ和園を見て回った後は天壇へ。天壇は英語名で"Temple of Heaven"
皇帝が天に五穀豊穣を祈った祭祀建造物だそう。
ここの最上段で皇帝が神に直接祈った。

最上段の中心点の上で小声でしゃべると自分の声が反響してはっきりと聞こえるらしい。
↑一応その場所には立ってみた。でも、声が聞こえるかどうかは観光客が多すぎて??
ちなみに古代中国において「9」は皇帝しか使えない数字で各層の欄干や階段の数は全て9の倍数だとか。へぇ〜。
祈年殿。毎年正月に皇帝が足を運び豊作を祈った場所。

とこれで今日一通りの見学場所が終わり。
ツアーで一緒になった人たちはベルギー人夫婦とリトアニア出身のカナダ在住おっとり夫婦。
天壇を出る時にみんなで一緒に記念撮影。

今日はたくさん歩いて疲れた〜。そして寒かった・・。北京の冬をなめてはいけない。
せっかくの2005年の年越しを北京で!と意気込んでいたけれど、
もともと中国は旧正月なので全然盛り上がってもいなく、カウントダウンらしきテレビ番組も海外ものだけで
なんだか年越し気分もどこへやら。せめて日本時間の年越し23時までは起きていようと思っていたのに
あっけなくダウン。
おやすみなさい。。。zzz