六日目<Jan 2(Mon)>


さすがに早起きの連続で疲れがたまっていたのかフィオナも私も10時過ぎまでぐっすり。

というわけでこの日はお昼ちょい前からのスタート。

まずは地下鉄の前門駅で降りて小喫(シャオチー)1元(≒15円)を食べ水餃子8元(≒120円)を食べる。

↓道端でこんな風にして小喫(シャオチー)は売っている。ほとんどのものは1元で買える。


腹ごなしが終わったあとはお土産探し。 レトロな感じの大柵欄へ行く。東京の浅草みたいなもので北京の下町なんだそう。
雰囲気的には横浜の中華街みたいな感じ。あ、ていうかこっちが本物か。失礼。

大柵欄の近くの大通り


ただ、オリンピックに向けてなのかどこも改装工事中で何となく錆びれた街と化していた・・。

お土産をゲットした後は日本のガイドブックには載っていない永安里へ偽者ブランドを買いに行く。

ビル全体が偽者ブランドづくし。ものすごい数。
かつては路上にこれらの店が並んでいたそうだが 数年前にビルとして新しく生まれ変わったそうだ。
観光客に有名なのか外国人が多い。しかし、日本のガイドブックには のってないので日本人は全然いない。

客引きがすごくてなかなかじっくり商品を見ることが出来ない。
もちろん値札はついてないので直接店員さんと駆け引きして値段を決める。
これが中国式の商売のやり方。 だから中国人は買う方も売る方も商売がうまいのである。 この駆け引きがまたすさまじい。

とりあえず教科書やら何やら色々と買い込んでいたので帰りのスーツケースの重量オーバーが気になり リュックサックを買うべく交渉開始。 280元(≒4200円)→160元(≒2400円)
うーん。まあ、こんなもんか。

以下戦利品。

ラルフローレン靴下
65元(≒1000円)→15元(≒230円)
後で考えてみて10元まで下げれたかも、と少々後悔。

ヴィトンの財布。
450元(≒6700円)→100元(≒1500円)
これもよーく見てみると80元くらいまで下げられたかも。

しかしヴィトンの財布はさすがにかなりな値引きだったようで100元で買値がついたとき店員さんに
「どこの国の人?」と聞かれたので
「日本人」と答えたところ
「シンガポール人かと思った!!どうして日本人でこんなに中国語が話せるの!??」 と言って非常に驚いていた。

そう言わせしめた自分に大変満足。苦労した中国語め、制覇してやったり。苦節4年、ここまでよくやった自分(泣)
といい気になったのもつかの間。これから待ち構えているネイティブ中国人たちの会話についていけずすぐに落ち込む結果に。

それにしても、毎回毎回買い物するたびに交渉して値段を決めなければいけない事がめんどくさくなり、まだまだ欲しいものが たくさんあったけど時間もなく断念。

夜は今回の旅の「食」のメインイベント北京ダック!

北京の人なら誰でも知っている超有名店で高そうなお店へ連れて行ってもらう。北京で北京ダックといえばココというくらい有名ぽい。

北京ダックの皮はコックさん自らが切り分けてくれる。↓円卓に上った料理すべてあひるです!


北京ダック美味しい!!!!!!うるるる。涙出るほど美味しいじゃないの。

この美味しさはどうやって表現したものか。皮なのに脂がのっててジューシーでめちゃくちゃおいしい。
イギリスのチャイナタウンで食べた北京ダックはなんちゃってダックだったのかと気付く。
当時はそれでもかなり美味しかった記憶があるのに。。。

もう比べ物にならないくらいのおいしさ。是非北京ダックは北京で食してもらいたい。 さすが本物。大絶賛。

そして頼んだ料理はすべてあひるづくし。足、胸、心臓も食べた。これが意外と臭みもなくほんとに美味しい。

この日の会食メンバーは日本在住の北京人の友達の弟くんとその彼女、と弟くんの友人とその彼女と私たちの計6人。
中華はやっぱり大勢で食べるものだね。円卓にたくさんの料理が並んで嬉しい〜。

しかし、さすがネイティブたちの会話。中国語にさーっぱりついていけない。何の話をしてるのかさえも分からない(汗)
買い物でいい気になっていたのにすっかり意気消沈。うーん。まだまだ遠い中国語制覇の道。

なんと!お食事代金は弟くんにおごってもらいました。中国では遠くから来た友達におごるのは当然だとか。
なんともありがたい。弟くん、ありがとーー♪♪北京の人はなんていい人たちなの。ますます北京が好きになる。

日本に来たら私がおごるからね!とお別れの挨拶をする。

ほんとにほんとにどうもありがとう。非常感謝。


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