100系新幹線さよなら運転レポート
SHINKANSEN Series100, From October 1st 1985 to September 16th 2003.
東海道は新時代へ
 先頭部等に付けられたステッカー(クリックすると、別位置から撮影された拡大画像が表示されます)


1985年10月1日、0系しかなかった東海道新幹線に第2世代とも言える100系新幹線がデビューしました。
それから早18年、300500700系の増備により100系には他系列と比較し、性能差が目立ち立つと共に、老朽化も襲って来ました。
そのため、国鉄時代に作られたX編成が1999年10月に引退、V編成(JR西日本所属)が2002年11月に引退しました。
そして、ついに2003年9月16日(火)、東海道区間から100系が完全に運用から身を引きました。
最終列車に充当されたG49編成(JR東海所属)で先頭部等に装飾を施され、「ひかり309号」でラストランを行ないました。
これは、その最終列車を名古屋駅で取材したレポートです。
なお、撮影された写真は全て名古屋駅にて平成15年9月16日のものです。

ヘッドマークにも装飾がされていました 100系G49編成(連結器カバーに装飾あり)
先頭部には「さよなら 100系 2003.9.16」と書かれています。
時刻 10時20分

100系の象徴・ダブルデッカー
100系2階建て部分
「New Shinkansen」のロゴはX編成のみに付けられていたためか、この編成での装飾は見られませんでした。
時刻 10時20分

2つの100系
100系流線型部分にはられたステッカー
100系の塗り分けを上手に用いたステッカーで格好よくまとめられた感じがあります。
時刻 10時20分

「ひかり」方向幕
「ひかり」(こちらからクリックしてください)
100系がもっとも繁栄していた時はごく当たり前に見られた幕です。
時刻 10時22分

100系の特徴
100系の特徴
100系と他の新幹線(300・700系)と比較して何が異なるか・・・
やはり管理人は、その大窓と、太い塗り分けの青いラインと思います。
また、パンタカバーも他系列と比較すると比較的小型です。
時刻 10時20分

100系と乗務員
100系と乗務員
安全のためか、我々ファンの動きをしっかりと見つめていました。
時刻 10時21分

最後に、このレポートはいかがでしたでしょうか?
当日朝、管理人はこの列車が来る約1時間40分前に場所取りをし、先に列車を待っておられたファンの方々と話していました。
ある方は始発前から場所取りをするという凄い方もおられました。

列車が到着する40分も前になると、名古屋駅17番線ホームの東京よりはファンでごったがえしました。

 また、同列車到着時のアナウンスは同列車が100系である事やその生い立ちが紹介されました。
ついに、発車ベルがなり、列車が発車する頃には放送装置から「蛍の光」が流れ始め、ホームにいた人たちから自然と拍手が鳴り始め
、同系は西へ向かって去って行きました。

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