日記(2006.2)



2/1(水) きた〜っ! 来た来た来た〜! 来ました! 今年初、文句なしに面白い作品に出逢えました わ〜い(^^)にこにこ

 小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫)を読了です。とっっっても面白いんです! 感動に襲われて止まらないんです! 感動して涙が出てくる様な作品、それは確かに珍しいかも知れませんが、大抵お涙ちょうだい的な部分がありませんか? この作品は違うんです。ちょっとした表現、そのあちこちで身体が、心がジュワジュワ震えるんです。主要な登場人物は少ないですが、みんな大好きです! 文句なし、今のところ今年のNo1です!

 宮部みゆき『模倣犯(四)』『模倣犯(五)』(新潮文庫)を購入です。これで買い忘れはない、かな?(^^;



2/2(木) 西村京太郎『南九州殺人迷路』(角川文庫)を読了です。今年初西村です。西本刑事が見合いのため休暇で九州へ。ところが、相手の女性を紹介した先輩はすぐに鹿児島へ行ってしまう。相手の女性も謎の手紙を残して姿を消す。そして殺人事件が。と、云うストーリィ。西本刑事ってバツイチだったんですね。え〜、そんなお話ありましたっけ? 沢山沢山読んだから(?)、記憶が曖昧です(−−)



2/3(金) 昨日は何だか異様に疲れていて、気付いたら身体が動きませんでした(^^; 例によって床寝です。寝てしまったのは0時前だったはず。その後、ふと目覚めても、身体が動かない。結局お布団へ移動したのは5時半頃でした(朝ジャン)

 寒い〜(><) 何やらまたまた寒くなって来ちゃいました。が降るかも知れないそうですね。迷惑な(−−メ) 明日は歯医者です。う〜ん、外に出たくないよぅ(引きこもり症候群)



2/4(土) 朝から歯医者です。何だって朝一の時間に予約したのか。眠ひ(ぽよぽよ〜) 詰め物が外れちゃったのですが、どうせ虫歯になったんだろうな。などと悪い想像をしていたのですが(だっていつものパターンだもん(^^;)、奇跡的に詰め直すだけで良さそう。わ〜い(^^) 他にも虫歯になっている歯はほとんど無し。ほとんど? え〜っと、親知らずだけは悪化してました(^^;;; 「抜かなきゃいけなくなるぞ」って脅されました(あぅ〜)
 で、詰め物を詰め直そう…としたら、案の定、入らない(−−) 外れたのが月曜日なので、その間に歯が移動して狭くなっちゃったんですね。これまたいつものことです(^^; 「ちょっと削るか…」。あ、そう。削ってよ。任せるわ〜、と思ったKUMA。
 ここで質問、どこ削ると思います? 私はてっきり詰め物を削るんだと思ってました(^^; 数秒後、私の歯が削られました(^^;;; 隣の歯を削って隙間を空けたみたい。う〜ん(^^;

 それにしても寒い一日でした。久々に寒い。因みに立春らしいですね(^^; 暦は暦、ってことですね。さぶぅ。



2/5(日) 宮部みゆき『模倣犯(一)』(新潮文庫)を読了です。模倣犯というタイトルが上手く効いていますね。「別人じゃないか?」と云う台詞がとても良い感じです。今後どうなるのか分かりませんが、ドキドキ。私は宮部みゆきを社会派の代表作家の一人としてとらえています。本作はその色が特に強い感じですね。
 また、全体的にとても繊細です。犯人がテレビ局にかけてきた電話。無神経に状況も考えず、ただただタイムスケジュール通りに入るCM。ここが一つのターニングポイントになるのでは、と思いますが、こういう「何で!!」と思わせるところがリアリティですよ。あの人の行動に腹を立て、この人を守ってあげたいと思い、その人にはもっと頑張って何とかしてあげてよ、と思う。思わせられている。この作品は世界が完全に構築されています。細部にわたった描写と、バランスのとれた視点変化。それが結果として、読者を作品の中の世界に導いていて、その中に棲んでしまえるくらい。だからしっかりと感情移入できるんですね。

 あぁ、2〜3行しか書かないつもりが、だらだら伸びてしまった(^^;

 宮部みゆき『模倣犯(二)』(新潮文庫)を読了です。え〜っと、一巻の終わりで感情移入がやっとこできたと思ってほくほくだったのですが、二巻に入ったら、また、ころっと視点が変わってしまう。あぅ〜(苦手) 何だかイヤ〜な人たちが沢山出てきます。徐々に別のお話を読んでいるんじゃないかと錯覚し始めた頃、一巻と繋がりはじめ、胃までは完全にフィット。う〜ん、なるほど。

 宮部みゆき『模倣犯(三)』(新潮文庫)を読了です。頑張ってるなぁ(>自分) 視点が完全に犯人側に移ってしまいました。狂気の章ですね。う〜ん、何かやりきれない展開ですね。救いが欲しいなぁ。

 …模倣犯な日記だ(^^;



2/6(月) 宮部みゆき『模倣犯(四)』(新潮文庫)を読了です。う〜ん、不安な展開です。あの人がぁ、この人がぁ。。。 そして漸く真実というか、表面から奥底へと近付いていく準備ができた感じですね。

 さてさて、ということで、眠いです(−−) 読み切るまで寝れないでしょ。もちろん5巻まで全部読み切るのは無理ですが(学生時代ならやってたな)、せめて4巻は読み切って…と思って月曜日からネムネムです(^^; う〜ん、お・ね・む・・・

 曖昧な記憶。。。気になる(−−)

 えっと、或る男性が或る女性と恋人同士になって、それで、女性が友人たちといるところに男性が出くわして、みんなでお茶することになり、キリッとしたところを見せようとか思うんだけれど、いざ支払いの時になって、お金を払おうとしたら(奢ろうとしたら)、財布を持っていないことに気が付いて、結局彼女にお金を払って貰うことになったり、男性は自己嫌悪で落ち込んじゃって、でも女性はそんなことをあんまり気にしてなくて…

 ってなお話。これ、誰の何て作品です?(^^; 昨日から、も〜、気になって気になって木になって…木? いや、も、それは良いから、誰か分かる人、教えてくださ〜い(><) もしかしたら長編の中の一シーンなのかも知れない。う〜、何だこれぇ。。。



2/7(火) 意識を失ってなるものか! 睡魔と戦いながら、午前2時半。遂に完読。宮部みゆき『模倣犯(五)』(新潮文庫)を読了です。う〜ん。作品の雰囲気としては『理由』に似てますね。以前の宮部みゆきの雰囲気ではないです。或る意味では凄いと思いますし、或る意味では疑問を抱きますし、或る意味では…って色々な感情が渦巻いてます。ぐるぐる。

 ってことで、一日眠かった(^^; パソコンの画面を眺めながら、調べ物をしながら、うとうと…。とはならないように、精一杯意識をつなぎ止めていました。あぁ、疲れた。(何に?)

 真保裕一『繋がれた明日』(朝日文庫)と秦建日子『推理小説』(河出文庫)を購入です。(また買っちまったい!)

 そして毎月恒例、来月の新刊情報〜。購入予定は未定リスト〜♪

 角川文庫(25日)  赤川次郎   『モンスターの花嫁』
 講談社文庫(15日)  綾辻行人
 笠井潔

 高田崇史
 二階堂黎人
 森博嗣
  『鳴風荘事件 殺人方程式II』
  『サイキック戦争(I)』
  『サイキック戦争(II)』
  『QED <竹取伝説>』
  『増加博士と目減却』
  『アイソパラメトリック』
  『悪戯王子と猫の物語』(ささきすばる 画)
 小学館文庫(7日)  鯨統一郎   『間暮警部の事件簿』
 創元推理文庫(上旬)
 創元推理文庫(下旬)
 黒川博行
 藤岡信
  『暗闇のセレナーデ』
  『白菊』
 文春文庫(10日)  柴田よしき
 折原一
 北村薫
 奥田英朗
  『淑女の休日』
  『天井男の奇想 倒錯のオブジェ』
  『詩歌の待ち伏せ(2)』
  『イン・ザ・プール』

 ホッ。来月はソコソコです(^^; え〜っと、特にこれといって気になる本はないのですが、笠井潔氏は…もしかして、また、ず〜っと続くんでしょうか(汗)



2/8(水) 西村京太郎『東京湾アクアライン十五・一キロの罠』(新潮文庫)を読了です。ハローワーク(職安)に通っていた顔見知りが結託し、東京湾アクアラインの破壊をネタに金銭を要求する物語。ただそれだけ、一直線です。だからとても読みやすい。勢いもある。こういう作品も時には良い物ですよ。特に大作後とかにね(笑)

 秦建日子『推理小説』(河出文庫)を読了です。ヒドイ作品です。話がまとまってなくて、展開がころころ変わるし、日本語は間違ってるし。いや、もう、とんでもない本を買ってしまいました。と、思ったのですが、妙に面白かったり(^^; 何なんでしょ、この感じ。少なくとも、これは、作家と呼べる人の作品とは言い難いです。私の感覚ではね。どちらかと云うと、ファンの人が「自分でも書いてやる!」っていきなり書いた様な、そんな感じです。そこに一本芯が通っていたら、こんな感じじゃないでしょうか? しかし…日本語くらいもう少し正しく〜(^^; 編集者さんもチェックするんだろうから…わざと?

 最近日記が楽です。本読んでるから(^^) でも、できるだけ、本の話題だけにしない様に心がけているんですよねぇ。で、思い返す。う〜ん、今日一日、何があったっけ? えっと、そう、定時で会社から逃亡しました(笑) いや〜、この罪悪感。何か間違ってますね!!

 紀子さまご懐妊、随分賑やかです。まぁ、色々云いたいことがある人も多いでしょうが、子供が生まれるって云うのは良いことです(^^)ニコニコ 私の話題はそちらではなく(天の邪鬼)、秋篠宮さま。結婚なさった頃は特に思いませんでしたけれど、ここ数年、メチャクチャ格好いいですね! 髪の毛に白い物が混じり始めてから、特にそう思います。遺伝するのかな?

 乃南アサ『あなた(上)』(新潮文庫)を読了です。面白いです(笑) いや、もう、何か無性に笑えるんです。浪人生が主人公。でも、語り手は彼のことを「あなた」と余分です。語り手は…だれ? 「一体あなたの頭の中はどうなっているんだろう」とか、爆笑でした。上巻の最後は「あんた、何、憑けてるの」でした。これもイイ! 主人公の青年が、とにかくいいかげんの無責任男だから、余計に一つ離れた視点で毒が効いているのが効果的なのでしょう。

 う〜ん、まだ今日だな。定時に帰ると一日が長いぞ(これが普通か?(^^;)



2/9(木) 乃南アサ『あなた(下)』(新潮文庫)を読了です。一気読みです。学生、特に大学生って楽しいですよね! その時には感じなかったかも知れないけれど、振り返ってみれば、最も楽しい学生生活は大学生の時。その雰囲気がしっかり伝わってきます。真相には途中で気付きましたが、それは必ずしも好みの結末ではなかったかも知れないけれど、勢いのある作品に満足です。

 柴田よしき『猫はこたつで丸くなる』(光文社文庫)を購入です。良い題ですね(^^)

 帰宅。車をごろごろり。家は目前。交差点。何故か渋滞。…いらいら。何故だ。…工事か。仕方ない。いらいら。やっと動いた。信号を左折…できない!(が〜ん) 家は目前だというのに、交差点を左折することができず、わざわざ通過して、遠回り。何だっての!
 漸く家に着く。姉にメールしてあげな。母に云う。(珍しく親切) 母曰く。「多分知ってる」。…じゃ、何で私は知らんのだ!(怒) どうやら、今日のお昼頃、「今晩通行止めになる」って案内が来たらしい。…遅いわ!(爆発) 夜中に工事するのは大変だと思いますよ。でもね、せめて24時間前には通知してよ(^^;



2/10(金) え〜っと、3日連続で床寝してます(^^; 気付くと例外なく4時〜5時くらい。今更布団の中へ行ってもなぁ、と思いつつ、もそもそっ。寒っ。…ぬくぬく。ぐぅzzz

 ってな感じなのですが、床寝って、はたしてどのくらい睡眠効果があるんでしょう? 大抵、読書や勉強をしていて、そのまま意識を失ってしまうのですが、どう考えたって布団の中より身体は休まりませんよね。その証拠に、早く寝入っている筈なのに、翌日も床寝しやすい。う〜ん。。。 と打っている今も、すでに睡魔が(^^; ここで寝ては何の人生だ! ってことで、悪あがきしながら読書です。

 地下道を一本掘りました。ざっくざく 菊花さん自称☆芝居道楽委員会へリンクを貼らせて頂きました。ぺたぺた これで会社からでも楽にアクセスできます(^^) これまではYAHOO!経由だったのだ(笑)



2/11(土) 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社文庫)、鯨統一郎『とんち探偵一休さん 謎解き道中』(祥伝社文庫)、森博嗣『数奇にして有限の良い結末を』(幻冬舎文庫)を購入です。どんどん山積みになっていくぅ(べちょ)

 久々にtommyに会ってきました。20Qってのを持っていて、なんじゃそりゃ? ふむふむ、なるほど。どうやらユーザが思い浮かべた単語を当てる玩具らしいです。ほうほう。ルールは簡単。ユーザが単語を思い浮かべ、20Qの出す質問に答えていくのです。20個の質問が終わると20Qは見事その単語を当てる…かもしれない(笑) なかなか面白かったです(^^)

 池井戸潤『仇敵』(講談社文庫)を読了です。真夜中に読み切りましたが、お陰でまたしても床寝です。う〜ん(^^;



2/12(日) 今日は夕飯を作ります。全部じゃないけどね(^^; 作るのは、トマトソーススパゲッティと、トマトリゾットを。リゾットは作ったことないです。レシピは昨晩テキトーに考えました(笑) 外食しても、大抵パスタを頼んでしまうため、リゾットは味のイメェジがイマイチ沸きません。う〜ん、どうなることやら。雑炊になっちゃったりして(爆)

 あとは母がサラダ作って、簡単なグラタン風の物、フルーツをテキトーにもった物を用意して…さてさて。私も下ごしらえしましょうかね。

 さ、ワイン飲むぞ〜(その前に料理しますけど)



2/13(月) リゾットテキトーだったにもかかわらず、それなりに食べれる味でした。を〜! しかし、同時にスパゲッティを作る慌ただしさ。しわ寄せはスパゲッティがちょっと緩すぎでした。固めにあげたのに、置いておくだけで結構きちゃうんですよね。手際が(−−) リゾットはもうちょっと頑張ってみるつもり。ホールトマトを使いましたが(値段と時期の問題で)、やっぱりイマイチ。あの味付けって、どうもねぇ。どうせだったら、純粋なトマトだけで作りたいものです。

 柴田よしき『猫はこたつで丸くなる』(光文社文庫)を読了です。ごろごろ 正太郎もシリーズ3作目。もう立派な有名猫です。今回のポイントは、飼い主。あんまり名前を間違えなかったですね(ちょっと残念) そして…う〜ん、引っ越すのか?



2/14(火) 赤川次郎『幽霊博物館』(文春文庫)を読了です。今年初の赤川次郎作品です。あれま、意外。表題作の「幽霊博物館」は幽霊シリーズに相応しい作品ですね。色んな意味で。全体的にあっさりすっきりでした。

 Mizさん100イメに挑戦して下さるそうです(^^) いやぁ、いつも不思議ですが、皆さんドコからいらっしゃるのでしょう(笑) ネットの世界って、ホントに狭いというか、近いですね!



2/15(水) 真保裕一『繋がれた明日』(朝日文庫)を読了です。流石、真保裕一です。圧倒的な筆力を感じます。粋がって、人を殺してしまった中道隆太。でも、先に手を出したのはアイツなんだ! しかも卑怯なやり方までして。裁判だっておかしい。アイツの友人の証言だけ信用して、オレの言い分を何も聞いてくれない。結局、アイツの友人の偽証が通り、オレは刑務所へ。それでも5年たち、やっと仮釈放の身に。ってトコからスタートする物語は、息も出来ぬくらいの緊張感が最後まで続きます。主人公の隆太の言い分は、必ずしも間違っていない。自分がその立場だったら、きっと同じように考えるでしょう。多かれ少なかれ。隆太の行動も「もう少しうまくやれれば」と思えてしまいますが、常に前を向いている彼の行動は、とにかく応援してあげたい。道をはずさない様に、心から祈り、ページをめくる手が止まらない。流石、真保裕一です。



2/16(木) 眠ひ〜。寝たのは午前3時過ぎ。本当は2時くらいに寝ようかと思ったのですが、そこからコレを初めて完答するまで寝られませんでした(^^; まったく、ち〜ちゃんったら、こんなハマる問題作っちゃだめですよ!(笑)

 何か、会社が色々変わっていきそうです。イヤだなぁ。変化には弱い方です(^^; それでも、このままジリ貧で会社が潰れても困っちゃうし、まぁ、仕方ない。ふぅ(気が重い)

 あれ? ふと気付けば、最近日記が感想ばかりですね。あんま趣味じゃないなぁ。気をつけます。



2/17(金) 何故か久々にネットをぐるぐるり。コロコロして、行き着いたサイトがココです。(勝手にリンク貼っちゃってごめんなさい(^^;) いや、も〜、凄い笑えます!(笑) 話題は劇団四季関係なのですが、四季を知らなくても全然問題ありません。ちょっとした気分転換に、どぞ(^^)

 因みに、見ず知らずのサイトに対し、勝手にリンクを貼るのは問題ないのでしょうか? 結論から云ってしまうと、まったく問題ありません。と云うのも、アドレスには著作権が適応されないからです。つまり、「勝手にリンクを貼るな〜!」って宣ってる我が家のようなサイトでも、実は勝手にリンクを貼ることが法律上許されているんです。あれまっ。

 実際問題としては、そう単純でもなく、やっぱり人と人とのお付き合いですから、相手に了承を取る方もいれば、勝手に貼っちゃう方もいて、時にはそれがトラブルを生んだりもする訳です。私の場合、連続的・恒久的に貼る場合、例えばリンクのページに載せる場合などは確実に了承を取ることにしています。今日の日記の様に、単一的に参照させて頂く場合は、心の中でこっそり感謝の念を送りながら、黙って貼らせて頂いてます(-人-) 「今日の日記で参照させて頂きました」ってイチイチ報告するのも難ですしね(^^;

 笑えるって云ったら、ココも笑えます。最近100イメに参加表明なさった方の一人です(笑) Blog形式での参加って、ほんと続かないみたい。大変そうです。実際私も、一気に答えてしまわないとズルズル行く傾向。あぁ、100シチュの回答が全然進んでないよ(涙)
 話を戻して…(よいしょ)…↑の回答者さんは、も〜、笑えます(^^) 一問一問物語が完成しているんですね。まず、ボケてくれます(笑) 次に悩んでくれます(他人の悩みは蜜の味) さらに、思考がどんどんズレて暴走してくれます(こ〜ゆ〜の大好き) そんでもって、最後にちゃんと回答してくれます。こりゃ飽きないわ これまでの回答者さんとは違ったタイプの答え方ですね。



2/18(土) 五條瑛『熱氷』(講談社文庫)を読了です。カナダで氷山を撃つ仕事をしていた日々。突然届いたのは姉の訃報。帰国したのも束の間、姉の忘れ形見が誘拐される。どうやら犯人は誰かを狙撃させたいらしい。ってことです。随分長い間積んでしまった作品です(^^; 去年の夏に出たんですね。あれま。全体的に調子が同じですね。もうすこし波というか、盛り上がりと盛り下がり欲しい感じです。

 お昼に再びリゾットを作りましたが…う〜ん。ちょっと芯の部分が多すぎました。でも、芯の部分がもろい感じ。火が強すぎたかな? まだまだ研究しなければ。

 東野圭吾『レイクサイド』(文春文庫)を読了です。久々にやられました。でも、ちょっと、完全に好きにはなれない感じの作品です。ちょっと話がキタナイんですね。キタナイって、別に汚物が沢山出てくる訳じゃないですよ(^^; 私の感覚からすると、とってもヤな感じ。ミステリィとしては楽しめましたが、物語としては好みじゃなかったです。

 『レイクサイド』を今年のトップテンに追加したため、やっと10冊そろいました。この中の作品が、どう入れ替わっていくことでしょうか。どんどん替わるくらいステキな作品に、いっぱいいっぱい出逢いたいな(^^)



2/19(日) 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』(祥伝社文庫)を読了です。ギャング、銀行強盗。まぁ、許されざる存在ではありますが、それもOK。そう思えるところが小説の良いところですね。実際には、小説だから、というだけではなく、犯人の4人にはポリシーがあって、それが良い味を出してます。それぞれに特技というか、普通の生活をしていく上ではちょっとお荷物の様な些細な能力をスパイスに変化を持たせています。痛快!

 今月、結構読んでますね。1日1冊に近いくらいです。どうしちゃったんでしょ?(^^; 原因は色々あるけれど、勉強さぼっているんですよ(^^;;; これじゃいけない。今週末からは心を入れ替えて…と思っていたのですが、しっかり時間は過ぎています。う〜ん(敵前逃亡)

 古処誠二『ルール』(集英社文庫)を読了です。重い(^^; 時は太平洋戦争末期。フィリピンで無意味な突撃を繰り返し、屍の山を築く日々。片耳を失った中尉の鳴神は、輜重隊を率いて行軍。と、まぁ、これくらいだったら平気なのですが、アメリカ空軍大尉を捕らえた後が…。特に部隊から送れてしまった後が…。息苦しさを覚えるくらいの展開です。目をそらしてはいけない出来事ですが、心の準備がなかったのでちょっと(^^; 『野火』を読んでも結構平気だったんだけどなぁ。。。

 高野和明『K・Nの悲劇』(講談社文庫)、舞城王太郎『熊の場所』(講談社文庫)、森絵都の『永遠の出口』(集英社文庫)を購入です。読んだが早いか、また積読本が増えちゃった(−−)



2/20(月) 舞城王太郎『熊の場所』(講談社文庫)を読了です。舞城氏ならではのこのテンポ、良いですね(^^) 一文が異様に長くって、読点も少ない。一ページに詰め込まれた文字文字文字。でも、不思議とこれが違和感なく読めるんです。理由は、まず、テンポが良いこと。一文がめちゃくちゃ長いのに、ふわふわ〜っとその文に漂っていれば良いのです。そして、時々行があけてあったり、短い文があったりして、効果的なのですよ♪

 積読本が減らないなぁ…(^^; 2年くらい前には40冊くらい少なかったはずなのに、何故だ?!(汗)

 週末は京都へ行ってきます。えへっ(^^) 四季だ〜! 今年一回目。わくわく(^^) 来月も名古屋で四季だ〜! わくわく(^^)



2/21(火) 中町信『空白の殺意』(創元推理文庫)を購入です。今月、ほんとに沢山買ってます(^^; もう15冊くらいかな。月末には新潮文庫が大量に出るので(怖) それでも、まぁ、結構読めてるからマシですかね。去年は全然読む時間がなくて、ストレスたまりまくりでしたから。

 森博嗣『ナ・バ・テア』(中公文庫)を読了です。『スカイ・クロラ』に続く戦闘機物です。あんまり読む気もしなくて、ず〜っと積んであったのですが、雰囲気がちょっとお気に入り。淡々とした、そう、挿絵の様な感じの作品です。(お、我ながら良い表現だ) でも、最後は結構人間らしくなっちゃって、ちょっと残念。ま、あのままずっと…だとお話としてまとまりませんが。

 昨日はしっかりと勉強しました! とは云っても、たったの一時間ではありますが、久々に集中してカリカリφ(。。) と。21時くらいまでに帰宅していれば、結構そういう時間もとれるんですけどねぇ。ずっとこれくらいの時間に帰宅できると良いな。

 太りました(ぐさっ) 何しても太らなかったので、正直ちょっとショック(^^; 去年の夏頃と比べると5kgは太ったかも。夜中のお菓子をちょっと控えめにしようかと思ってます。と云いつつチョコレートを口に放り込むKUMAであった(ぉぃ)



2/22(水) う〜、眠いです(−−)はぅ〜 二日続けて、夜中に猛勉強して、会社でも休憩時間に勉強して。普段会社の休憩時間は貴重な睡眠時間なので、そこで頭を使っていると、疲れが全然とれません。う〜、眠い。

 久々に読書もなし。でも、寝る前に少しだけ、そう、100ページくらい読みましょうかね。眠いので、今日の日記はこの辺で…ぐぅzzz (本を読むんじゃなかったのか?)



2/23(木) わ〜い! やりました〜(^^) Yahoo!のカテゴリに登録されてしまいました いや、もう、全然期待してませんでした。これにはちょっとした経緯があるのです。

 ことのおこりは、高坂千春さん、こと、ちーちゃんです。ちーちゃんが作成した感想サイトの管理人さんに50の質問ってのを最近回答したのです。回答したら、当然他の人の回答が気になりますよね? ってことで、先ず、制作者さまの回答を拝見した訳です。そこで、こんな回答がありました。

 Googleのディレクトリ検索に「レビュー・評価」サイトとして登録されていることに…

これを見たKUMA。ほう、Googleにディレクトリ検索なんてものがあるんだ。と今更ですが浦島太郎の自分に気が付いたのです。

 さてさて、ここで少し話が変わります。皆さん、ストーカーってご存知ですか? ストーカーとは、特定の個人サイトを頻繁に、そう、ほぼ毎日見ているのに、足跡を残さずに、柱の影から「じ〜っ」と様子をうかがっている人のことです。そう、あなたですよ!(笑)
 ちなみに、私はストーカーです。ちーちゃんもストーカーです。むつぞーさんもストーカーです。

 この辺で話が戻ります。

 ちーちゃんの回答を見たKUMA。にやりっ。ストーカーしてやる 日頃はYahoo!を利用しているくせに、わざわざYahoo!から検索でGoogleを探し、トコトコトコ(笑) ディレクトリってどこだろ? キョロキョロ。あ、これね(^^)にんまり 登録はっと、これか。ぽちっ。

 …こんな感じでGoogleのディレクトリ登録、しかも、ちーちゃんと同じところに登録されてやろと目論んだ訳です(笑) さて、登録申請が完了しました。ここで、「どうせだから、序でにYahoo!も登録しておくか」と不遜きわまりない態度で登録申請を。確か文面もそのまんまだった様な(^^; カテゴリもテキトーです。実際申請したところに登録されたのかどうか、記憶がないので分かりません(爆)

 お分かり頂けましたでしょうか。ワタクシ、すっげ〜、いい加減な管理人でございます(笑) 同じ部屋(?)にはもろりんさんと信兵衛さんがいらっしゃいますね(^^) …あり? 四季さんはこちらじゃないのね(┰_┰)くすん

 ま、そんな訳でして…Googleはどうしたんだ?!(忘れてた) や〜ん、ちーちゃんのストーカーがぁ(涙) くすん。


 さて、話をまたすこし戻してストーカー。ちーちゃんとむつぞーさんと、掲示板で色々話していたら(ストーカー同盟?)、「ストーカーな貴方に20の質問」と云うのが掲示板に出来て、掲示板で回答してしまいました(笑) 現在3人分のが回答が掲示板上にあるのですが、すぐに消えてなくなってしまいますよね(^^; 私の回答だけでもココに残しておきます。

Q01:何が貴方を、そうさせたのですか?
 えっと、内気な性格が(殴)

Q02:そこに、愛はありますか?
 愛だらけで大変です!
 ほら↑にも沢山(笑)

Q03:どれくらいの期間、相手を見つめ続けていますか?
 出会った時からずっとにきまってるじゃないですかぁ(社交辞令)
 ほんとは前世からずっとだったりしてw

Q04:気は多い方ですか? それとも、一途に愛を貫く方ですか?
 気は多いですよ。
 でも一途ですよ。
 ちーちゃんも、むつさんも、他にも色々な方を愛してストーカしてますが、
 みんなに一途なの(^^)

Q05:貴方の想いは、相手にバレていますか?
 (ちーちゃん…気付いてないかしら(ドキドキ))

Q06:(バレていない場合)ずっと秘め続けるつもりですか?
    (バレている場合)どのように発覚しましたか?
 いや、その…バレてるんだか、いないんだか…

Q07:相手の気を引こうと、罠を張る(笑)ことはありますか?
 えぇ、も、罠だらけです(笑)
 この森は罠しかありませんからご注意下さい。
 樹海につき、一度はいると二度と出られません。
 出たと思っても、それは気のせいです(にやっ)

Q08:相手から、どんな「反応」が欲しいですか?
 え〜っと、反応があれば、どんな反応でも嬉しいです(優等生的)
 そりゃ愛がたっぷりの反応!(本音)
 「私もストーカです」ってお仲間発言的反応(これか!)

Q09:ライバルはいますか?
 はい。ちーちゃん!

Q10:やはり世の中、「世界の中心で愛を叫ぶ」よりは、「秘すれば花」ですか?
 堂々と叫んだらストーカにならないでしょ。

Q11:時々、寂しくなったりしませんか?
 お仲間いるから平気です(^^)
 ね?

Q12:というか、それを自分にされるのが寂しい?(^^;)
 寂しいです(┰_┰)
 でも、ストーカもされないと、もっともっと淋しいです(^^;

Q13:そんな自分から脱却しようという気はありますか?
 や、べっつにぃ…。

Q14:でも、やっぱり柱の影からこっそり覗いているのも捨てがたかったり?
 柱の影どころか、柱になりきって覗いてます!(アヤシスギ…)

Q15:もし、その想いの大きさ・強さを、例えるなら?
 大きさや強さを例えることも出来ないくらいだから、ストーカに
 なってしまうんですね(うんうん) 

Q16:「コイツ、自分に気があるな」と思う(笑)ことはありますか?
 じ〜(期待のまなざし)

Q17:一度惚れたら、どこまでも追いかけますか?
 いえ、そんな。
 捕まえちゃって拉致するから追いかける必要ありませんって(^−^)

Q18:突然、相手が消えてしまったら?
 え゛っ?
 …自分も消えてみる、とか?

Q19:どうしたら、みんなが幸せになれるのでしょう?
 みんながストーカになることですよ(^^)

Q20:いつか、貴方の想いが通じるといいですね?
 それは貴方しだいです。
 じ〜(期待のまなざし)

…長い日記だわ(^^;



2/24(金) う〜ん…眠かった(^^; 帰宅して、ちょっとパソコンと戯れて、気付いたら日付が変わっていました。何時寝たんだ?(−−)

 明日はいよいよ四季! わ〜い(^^) 楽しみぃ。たまにはこういうこともないと、ね。



2/25(土) 観てきました、四季さん! じゃなくて、劇団四季(笑) 題目は「異国の丘」です。「昭和の歴史 三部作」の一作で、他には「南十字星」と「李香蘭」があります。これらの作品は、いずれも太平洋戦争をとりあげていて、その悲惨さを風化させず、語り継ごうとするものです。

 「異国の丘」は戦後シベリアへ送られ、強制労働を強いられた一人の人物にスポットを当てた作品です。内容が内容ですので、まぁ、重い(^^; それは仕方ありませんね。ストーリィ的には色々ケチを付けたくなることもあったのですが、ま、おいといて、良かったトコを。まず、スポットの当て方が抜群です。最初のシーンとかも、一体どうやってるの? いきなり人が浮かび上がってきてびっくりしました。またスーっと消えちゃうし。ダンスのシーンでも、光を当てる人、影にする人、しっかりしてます。雪の表現もそうですし、船の出航とかも、たったあれだけのことで表現できるんだ、と妙に納得。遺言のシーンでは涙がボロボロと云うよりも、ダーって感じで流れてどうしようもありませんでした(^^; ああいう時は流れるがままにしておくのがベターですね。問題は目より鼻でして…涙が出るとどうしても鼻をすすりたくなっちゃいますね(^^; グッと我慢!

 キャストは… 下村尊則(九重秀隆)、佐渡寧子(宋愛玲) でした。が、席が相当遠かったので、表情とかはさっぱりでした(^^;



2/26(日) 起きたら1時半でした。…1時半?! なんてこったい┐(−−)┌ 

 昨日の日記に書き忘れましたが、坂木司『青空の卵』(創元推理文庫)を京都で購入しました(笑) わざわざ京都で買うこともないだろうに…と思った人は、活字中毒軽傷者ですね。

 友人のトコへ京都のお土産を持って行く…と云う名目で(?)遊びに行きました。お土産を渡したら、すぐさま赤ん坊を抱っこ くぅ〜っ、可愛い(^^) さすがにちょっと重くなってきたけれど、普通に抱いておく分には平気です。えへっ(^^) そうそう、人見知りをし出したと云われたのですが、私に抱かれても全然平気。あれ?(^^; 私って結構人見知りされそうだと思っていたのですが、そうでもないらしい。と、思っていたのですが、私が帰ったら泣きまくっていたらしいので、やっぱり人見知りしていたんでしょうね(苦笑) 私がいたせいで緊張していたというか。生まれてからもう半年近く経ちますが、赤ん坊らしく泣き叫ぶ様をぜ〜んぜん見てません。何て大人しい子でしょう。(知らぬが仏)

 昨日から、いきなり花粉症が全開です(><) もう一体、何回くしゃみをしたことか。二日で100回…とまではいかずとも、50回を軽く超えています。くしゃみ慣れしていないので、喉が痛いです(^^;



2/27(月) 一週間始まりましたっ。そろそろ仕事も岩盤ナイトね。…はい?(^^; 頑張んないとね!(気が抜けるわぁ) ま、そゆことで、月曜日から0時ちょい前に帰宅です。

 何か読書ペースが落ちてしまいました。明日は新潮文庫の新刊本が大量に出ます。こわっ(^^; 読書ペースを停滞させる作家さんって、結構同じコトがあるようです。何故でしょう?



2/28(火) もう2月が終わります。何で2月は短いの? 誰が決めたの? どんな根拠があるの? 普通に考えれば、1年365.25日くらいを12ヶ月で割れば良いじゃないですか。したら30日と31日が半々くらいになりますよ。変なの〜。って云うか、何で一年を12分割したのだろう?(謎)

 昨日のこと。yuriさんからステキな情報の先っぽ(?)を教えて頂きました。で、今日、「どぞどぞ〜、掲示板にジャンジャン宣伝しちゃって下さい!」って云っておいたのに、奥ゆかしいyuriさんは気が引けちゃったらしいです(笑) ってことで、不肖KUMAが代わりに広報担当として頑張ります!(びしっ)

 ご存知の様に、光原百合さんは作家であるだけでなく、尾道大学の講師もしてらっしゃいます。(厳密にはそっちが本業なのかな?) 文芸創作のゼミを担当してらっしり、その教え子さんたちと尾道を舞台にした創作民話集を作られたそうなんです。以下はyuriさんからのメールの引用です。

 書名は「尾道草紙」。尾道の町の魅力を新たに発見することを目指して作ったものです。尾道大学日本文学科の学生と私が、尾道を舞台にしたオリジナルの物語を書き、美術学科の学生がイラストをつけました。6つのお話と絵で構成された、全部で38ページほどのごく薄い本です。お取り寄せのご希望は、啓文社書店外商部(0848-20-2424、午前9時から午後5時半まで、日曜・祝日は休み)にお電話お願いします。なお、お取り寄せの場合、本代500円に送料がかかります。

ちゃ〜んす!(^−^)にんまり yuriさん、約1年ぶりの活動(?)ですね(笑)
あ、そうそう。ケルト伝説モチーフの小説も、刊行予定が5月という情報を頂きました。トップページにお手入れをっと♪

 江國香織『東京タワー』(新潮文庫)、大崎善生『九月の四分の一』(新潮文庫)、梨木香穂『春になったら苺を摘みに』(新潮文庫)、アンソロジー『七つの黒い夢』(新潮文庫)を購入です。



Return